建築家、政治家、企業家の共著
書籍『希望のコミューン』~新・都市の理論~(布野修司、森民夫、佐藤俊和・著)が、2024年9月25日(水)に悟空出版より発売された。本書は、「衰退してゆく日本経済と社会に必要なのは、地域社会と住民が一体となった都市コミューンである!」をテーマに、学・民・官の視点から「都市と人の再構築」を検証し、これからの在り方を提言している。
コミューンとは、個人や家庭よりも大きく、国家や行政よりも小さい地域共同体を指す。今なぜ、コミューン(コミュニティ)が必要なのか。布野は学者の視点で「理論と論理」を、佐藤は民間企業の立場から「これから必要になる交通インフラ」を、森は政治と行政の両面から「実体験を踏まえた現状と施策」を考察。三者三様の立場と視点で見据える「今、そして、これからの日本」についての論考は、「都市計画」「地域社会の活性化」という問題に直面している人にとって必読であり、昨今、高齢化する地方自治体の抱える課題へのヒントとなる。
著者プロフィール
布野修司(ふの しゅうじ)
日本建築学会名誉会員。工学博士(東京大学)。建築計画学、地域生活空間計画学専攻。日本建築学会副会長、『建築雑誌』編集委員長、建築計画委員会委員長などを歴任。
森民夫(もり たみお)
政治家、建設官僚。新潟県長岡市長(5期)、全国市長会会長(第28代)などを歴任。在職中は地方分権の推進に尽力を尽くす。
佐藤俊和(さとう としかず)
ジョルダン株式会社代表取締役。1979年にソフトウエア開発企業「ジョルダン情報サービス(現・ジョルダン)」設立。1993年に鉄道駅間の経路・運賃を案内するパソコンソフト「乗換案内」を開発。
『希望のコミューン』~新・都市の論理~ 書籍概要
仕様 | 四六版 432ページ |
価格 | 本体2,970円(税込) |
ISBN | 978-4-908117-86-2 |
URL | https://tinyurl.com/2mrvph2p |