チームラボによる新しい学びのプロジェクト《捕まえて集める恐竜の森》がGalaxy Harajukuにて開催

アート集団チームラボによる展覧会「Galaxy ＆ チームラボ：捕まえて集める恐竜の森」が、Galaxy Harajukuにて2023年4月8日(土)から開催される。本展では、ティラノサウルスやトリケラトプスなど様々な種類の恐竜を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑をつくることができる。

チームラボ《捕まえて集める恐竜の森》2023, Interactive Digital installation, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

「Galaxy ＆ チームラボ：捕まえて集める恐竜の森」は、《捕まえて集める神秘の森》、《捕まえて集める恵みの海》に続き、スマートフォンを片手に、自らの身体で探索する、チームラボがGalaxy Harajukuと共同で開催する展覧会の第3弾となる。現在展示中の、海の生き物を捕まえ、観察する《捕まえて集める恵みの海》は3月26日（日）まで。

この新しい学びのプロジェクトは、「捕まえ、観察し、解き放つ」をコンセプトに、自らの身体で探索し、発見し、捕まえ、そして、自ら捕まえたものをきっかけに興味を広げていくことを主眼としている。今回は、恐竜などの太古の動物がテーマ。来場者は、Galaxyのスマートフォンを使って探索し、さらにそのスマートフォンでティラノサウルスやトリケラトプスなどの様々な恐竜を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑をつくっていく。太古の動物は、肉体がある世界と、Galaxyのスマートフォンの中の世界を、境界なく行き来する。

《捕まえて集める恐竜の森》

恐竜の森には、恐竜などの太古の動物が住んでいる。動物に触れると、振り向いたり、逃げたりしていく。

アプリのカメラで空間を歩いている動物を見て、そのカメラに写っている動物に「観察の矢」を放つと、現実の空間に「観察の矢」が飛んでいく。「観察の矢」が当たると、空間からその動物は消え、スマートフォンに入る。観察した動物の情報は、アプリ内の図鑑にコレクションされる。捕まえた動物を、アプリのカメラで見えている場所にスワイプすると、リリースされ、その場所に戻る。

また、好きな場所で「観察の網」を投げ込むと、足元に「観察の網」を張ることができる。まわりの人々と協力しながら、身体を使って、動物を「観察の網」に追い込み捕らえると、動物は空間から消え、同じように図鑑にコレクションされる。捕まえた動物を、同じようにアプリのカメラで見えている場所にスワイプすると、リリースされ、足元に現れる。

コレクション図鑑は、同じ動物でも、捕まえれば捕まえるほど、より詳しい情報が書き込まれていく。