NFTオークションハウス「TOTEMO」がスタート。初回はマルチアーティストのラ・マノ・フリアをフィーチャー
このたび、グラフィティとストリートアートに特化した世界初のNFTオークションハウス「TOTEMO」がスタートする。初回となるNFTオークション「FACES」は2022年2月5日(土)に開催され、世界的に有名なマルチアーティスト、La Mano Fria(ラ・マノ・フリア)がフィーチャーされる。
「TOTEMO」とは
「TOTEMO」はグラフィティとストリートアートに特化した世界初のNFTオークションハウスで、世界中から才能あるアーティストをキュレーションし、TOTEMOの開催するオークションやマーケットプレイスでNFTとして販売する。グラフィティやストリートアートは、その性質上、匿名性が高く、一つの場所に限定され自治体などによって塗り替えられたり、風雨によって劣化/破壊されたりと、極めて一時的なものである場合が多く、TOTEMOでは、ストリートアートをNFT化し流通させることで恒久的な価値を与え、新たな経済圏の確立と共に、クリエイターの活動領域の拡大を目指している。
TOTEMOのブロックチェーンにはイーサリアム(ETH)が採用され、独自のスマートコントラクトでのNFTの作成(Mint)を行うことができる。また、TOTEMOのマーケットプレイスはパブリック型のブロックチェーンとなっており、販売された作品はOpenSeaなど外部のマーケットプレイスでも二次流通させることが可能である。
※TOTEMOオリジナルのマーケットプレイスは4月にローンチを予定
デジタルとフィジカルの両方を販売
2022年2月5日(土)には、UltraSuperNew Galleryにて世界的に有名なアメリカ人マルチアーティストLa Mano Fria(ラ・マノ・フリア)をフィーチャーしたNFTライブオークションを開催する。ラ・マノ・フリア初のNFTアート作品の展示を行うほか、ライブオークション、アーティスト本人によるライブイベントを予定している。記念すべき最初のライブオークションは会場とオンラインの両方で開催され、オークショニアは、国内大手オークションハウス「Shinwa Auction」の代表取締役社長 倉田陽一郎が務める。
2022年2月12日(土)からは、西麻布のアートギャラリー「GALLERY ETHER」にて、同じくラ・マノ・フリアの個展「CARAS」が開催される。NFT作品(デジタル)ではなく、実際の作品(フィジカル)の展示・販売が行われ、初日の18時からはオープニングレセプションにてラ・マノ・フリアによるパフォーマンスが行われる予定。
La Mano Fria(ラ・マノ・フリア)について
ニューヨークのヒップホップやグラフィティ文化の中で育ち、80年代後半に10代でマイアミに移住。すでにグラフィティ・ライターとして高く評価されていたスキルに加え、グラフィック・デザインとタイポグラフィを学びIFAC(International Fine Arts College)を卒業。その後アパレルブランド「Rice and Beans」を立ち上げ、伝説的なニューヨークの「Footwork」や「BEAMS」などの著名ブランドから商品をリリース。1999年には自身の音楽レーベル「Beta Bodega」「Botanica del Jibaro」をスタートし、音楽シーンでも世界的な地位を確立した。現在は、日本とマイアミを行き来しながら、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど世界各地で音楽と文化交流のためのイベントやフェスティバルを開催し、様々な絵画技法や、プロジェクターを駆使したグラフィック・ライブ・パフォーマンスを披露している。
NFTライブオークション「FACES」開催概要
日時 | 2022年2月5日(土)18時〜21時 |
会場 | UltraSuperNew |
アーティスト | La Mano Fria(ラ・マノ・フリア) |
オークショニア | Shinwa Auction |