世界の音楽シーンに影響を与えた偉大な音楽家の足跡と功績

インタビュー:坂本龍一』がリットーミュージックより2024年12月17日に発売された。本書はリットーミュージックの音楽雑誌『キーボード・マガジン』と『サウンド&レコーディング・マガジン』に掲載された坂本龍一のインタビューを1冊にまとめたもの。最も古い記事は、『キーボード・マガジン 1980年2月号』で、YMOのアメリカ・ヨーロッパ・ツアーについて語られている。

adf-web-magazine-interviews-sakamoto-impress-1

その後、『左うでの夢』『戦場のメリー・クリスマス』『音楽図鑑』『未来派野郎』『オネアミスの翼』『NEO GEO』『ラストエンペラー・オリジナル・サウンドトラック』『Beauty』『HEARTBEAT』『sweet revenge』『smoochy』『1996』『discode』『DECODE 20』『BTTB』『US』『UF』『CM/TV』『CHASM』『/04』『/05』『koko』『out of noise』『THREE』『オリジナル・サウンドトラック「母と暮らせば」』『async』といったソロ作やサウンドトラックはもちろん、『BGM』『浮気なぼくら』などのYMO作品、パウラ&ジャキス・モレレンバウムとの『CASA』『A DAY in new york』、カールステン・ニコライとの『insen』『utp.』やクリスチャン・フェネスとの『cendre』、大貫妙子との『UTAU』といったコラボレーション作品、さらには高谷史郎との『LIFE ーfluid, invisible,inaudible... 』といったインスタレーション作品や『Bricolages』のようなリミックス・アルバムについても言及されている。

adf-web-magazine-interviews-sakamoto-impress-2

adf-web-magazine-interviews-sakamoto-impress-3

adf-web-magazine-interviews-sakamoto-impress-4

コンサート関連では『Ryuichi Sakamoto TOUR IN '90 BEAUTY』『HEARTBEAT JAPAN TOUR '92』、1993年東京ドームでの“テクノドン”ライブ、『PLAYING THE PIANO/05』『Playing The Piano 2009 Japan Self Selected』、2013年の細野晴臣とのデュオ・ライブなどのインタビューを収録。さらに、坂本龍一自身による連載“skmt 2013 to 2014”も収め、最後の記事は『キーボード・マガジン 2017年10月号』の特集「映画音楽の技法」で、全68本を掲載している。

adf-web-magazine-interviews-sakamoto-impress-5

adf-web-magazine-interviews-sakamoto-impress-6

adf-web-magazine-interviews-sakamoto-impress-7

adf-web-magazine-interviews-sakamoto-impress-8

坂本龍一がどのようにして音楽と向き合い、どのような手法で音楽を創造したのかを記録した貴重なアーカイブとなっている。

adf-web-magazine-interviews-sakamoto-impress-9

adf-web-magazine-interviews-sakamoto-impress-10

adf-web-magazine-interviews-sakamoto-impress-11

『インタビュー:坂本龍一』書籍概要

定価5,940円(本体5,400円+税10%)
発売2024年12月17日
URLhttps://tinyurl.com/462mpx6y