KAWSがAllRightsReservedとタッグを組んだ大人気プロジェクトKAWS:HOLIDAYの第5弾が宇宙へ
2018年より、KAWS:HOLIDAYと題したプロジェクトは、ソウル、台北、香港そして日本で展開され、世界中の人々を驚かせてきた。KAWSが再び長年のコラボレーターである、香港を拠点とするクリエイティブスタジオAllRightsReservedとタッグを組み、KAWS:HOLIDAYが宇宙へ飛び出す。今回は代表的なキャラクターであるCOMPANIONが大気圏を越えた旅に出かけ、世界中の視聴者とともに果てしない宇宙を冒険する。
今回のKAWS:HOLIDAY SPACEの旅では、宇宙服を着用したCOMPANIONが探測気球を利用し、41.5km(136,296フィート)の成層圏に突入。超高速で上昇し、無重力状態で誰も居ない宇宙を2時間かけて彷徨い地球に戻った。この旅の準備には打ち上げから着陸まで約8時間がかけられた。この飛行プロセスは360度全周囲ビデオカメラで記録され、COMPANIONの打ち上げという歴史的瞬間を捉え、同時にCOMPANION誕生から20周年のメモリアルイヤーを刻んだ。
KAWSは彫刻の可能性を常に追求してきた。「今年は様々なプロジェクトのキャンセルが相次ぐ中、家から安心して楽しめるものを制作したいと考えていました」とKAWSはコメント。
今年は私がCOMPANIONを初めて制作してから20周年の記念すべき年です。それなので、様々な制限がある中で、何か特別なものを制作しなければならないと感じていました。ここ数ヶ月閉じこめられるような気持ちでしたが、このようなプロジェクトがそういった現実から逃避する機会を与えてくれました。
KAWS
KAWS プロフィール
世界的に知られるアーティストのKAWSはニューヨーク州ブルックリンでキャリアを積み、世界各地で展示を展開してきた。KAWSは若かりし頃にストリートグラフィティに興味を持ち、1996年からマンハッタンのストリートでグラフィティアートを制作してきた。看板や公衆電話、バス停などにスカルとXXで表現された目を描き、後に彼のシグネチャースタイルとなった。KAWSの作品は現代ビジュアルカルチャーにおいて強い影響力を持ち、ヨーロッパやアメリカ、そして日本などの国々で熱狂的な支持を持つ。彼はポップカルチャーとライフテーマ、そしてイメージを再解釈し、唯一無二の芸術的ユーモアと、統合的デザイン、商業、ストリートカルチャー、そしてアートを築き上げた。彼の作品は巨大な彫刻から絵画、ストリートアート、商業デザインに至るまで多岐に渡る。KAWSはこれまで数多くの国立美術館で展覧会を開催し、その例としてジョージア州アトランタのハイ美術館、ニューヨーク州のブルックリン美術館、テキサス州のフォートワース現代美術館、イギリスのヨークシャースカルプチャーパーク、上海の余徳耀美術館での展示などが挙げられる。
KAWS:HOLIDAY SPACE 情報
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