アートギャラリー・美術館展覧会のおすすめ情報

2025年10月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールに加え、展示作品や見どころなどの詳細情報をお届けします。ご来館の際は、最新の開館状況を各美術館・博物館の公式ホームページなどでご確認ください。

adf-web-magazine-recommended-exhibit-2025-oct-1

大阪中之島美術館 「新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展」

1925年のアール・デコから100年。本展では、女性を描いたポスターやジュエリー、ドレス、香水瓶、車など、アール・デコ期のデザインを多角的に紹介します。100年前の美とモダンを象徴する名品の数々を通して、新時代のヴィーナス像に触れる貴重な機会です。

会期:2025年10月4日(土)~2026年1月4日(日)
会場:大阪中之島美術館 5階展示室
時間:10:00~17:00(最終入場 16:30)
料金:一般 2,000円、高大生 1,600円、小中生 600円
休館日:月曜、10/14、11/4、11/25、12/30~1/1休館(祝休日の場合は開館)
URL:https://tinyurl.com/42bs8sx4

東京アートミュージアム 「高山夏希個展 まだかたちのない景相体」

adf-web-magazine-recommended-exhibit-2025-oct-5

アクリル絵具の層を彫刻刀で削る独自の手法で知られる高山夏希の個展。本展では、彫刻やインスタレーションを含む作品によって、視覚を超えて身体で感じるような展示空間を創出します。安藤忠雄設計の建築空間に響く、多様な存在との再接続の試みをご体感ください。

会期:2025年10月4日(土)~12月14日(日)
会場:東京アートミュージアム
時間:11:00~18:30(入館は18:00まで)
料金:一般 500円、大高生 400円、小中学生 300円
休館日:月・火・水曜日
URL:https://tinyurl.com/5x2uebtd

福田美術館・嵯峨嵐山文華館 「上村松園と美人画の軌跡」/「浮世絵と美人画の軌跡」

adf-web-magazine-recommended-exhibit-2025-oct-2

池田蕉園《もの詣で・春の日》 1907年・1908年  福田美術館蔵(通期展示)

理想の美を追い求めた上村松園の生誕150年を記念し、福田美術館では28点の代表作を一挙公開。嵯峨嵐山文華館では、祇園井特や鏑木清方による肉筆浮世絵や風俗画を紹介。美人画の系譜を二館で堪能できる特別展です。

会期:2025年10月11日~2026年1月18日
会場:福田美術館嵯峨嵐山文華館
時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
料金:下記公式サイト参照
休館日:11/11、12/2、12/16、12/30、12/31、1/1
URL:https://tinyurl.com/3wj35vdh https://tinyurl.com/2dy54zar

山口情報芸術センター[YCAM]「ザ・メタボリック・リフト・プロジェクト」

adf-web-magazine-recommended-exhibit-2025-oct-7

生物・技術・社会の関係性を問う実験的なプロジェクトとして、オロン・カッツ、イオナット・ズール、スティーブ・ベリックの3名による新作展が開催されます。人間の身体や代謝をめぐる問題と芸術表現を横断するユニークなインスタレーションをご体験ください。

会期:2025年10月11日(土)~2026年2月22日(日)
会場:山口情報芸術センター[YCAM]
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)
URL:https://tinyurl.com/5fw3a46e

豊田市美術館 企画展「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」

adf-web-magazine-recommended-exhibit-2025-oct-6

山崎つる子《作品》1963年 兵庫県立美術館蔵(山村コレクション) © Estate of Tsuruko Yamazaki, courtesy of LADS Gallery, Osaka and Take Ninagawa, Tokyo

ジェンダー研究の視点から戦後美術を再考する企画展。草間彌生、田中敦子ら14名の女性作家による約120点の作品を通じて、日本の現代美術における女性たちの独自の応答と挑戦を紹介します。

会期:2025年10月4日(土)~11月30日(日)
会場:豊田市美術館
時間:10:00~17:30(入場は17:00まで)
料金:一般 1,500円、高校・大学生 1,000円、中学生以下 無料
休館日:月曜(ただし10/13、11/3・24は開館)
URL:https://tinyurl.com/3drjbctz

東京国立近代美術館 所蔵作品展 MOMATコレクション(2025.7.15–10.26)

adf-web-magazine-recommended-exhibit-2025-oct-4

菊畑茂久馬《ルーレット》

近現代美術の名品を網羅するMOMATコレクション。今期はラウシェンバーグ生誕100年に合わせた新収蔵品の展示や、日韓国交正常化60周年記念の特集も。会期ごとに作品が大きく入れ替わるため、一期一会の出会いをお楽しみいただけます。

会期:2025年7月15日(火)~10月26日(日)
会場:東京国立近代美術館 所蔵品ギャラリー
時間:10:00~17:00(金・土曜は20:00まで)※入館は閉館30分前まで
料金:一般500円、大学生250円 ※高校生以下・18歳未満・65歳以上は無料
休館日:月曜(10/13は開館、翌14日は休館)
URL:https://tinyurl.com/4m3v3v3r

京都文化博物館 特別展「世界遺産 縄文」

adf-web-magazine-recommended-exhibit-2025-oct-3

2021年に世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」を中心に、日本各地の縄文遺跡から出土した土偶や装飾品を紹介。豊かな自然環境のもとで一万年以上にわたり続いた持続可能な縄文社会と人々の精神性に迫ります。

会期:2025年10月4日(土)~11月30日(日)
会場:京都文化博物館 4F・3F展示室
時間:10:00~18:00(金曜日は19:30まで)※入場は閉室30分前まで
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
URL:https://tinyurl.com/ycvkjfk8

√K Contemporary 「MIKAMI MEME 2025|三上晴子と創造のミーム」

adf-web-magazine-mikami-root-contemporary-1

メディアアートの先駆者・三上晴子の没後10年を記念した企画展。三上の思考や方法論=“ミーム”を手がかりに、同時代作家たちの作品を通じて創造の連鎖を体感いただけます。レセプションや特別開廊日も設け、より深い鑑賞体験をご提供します。

会期:2025年10月18日(土)~11月22日(土)
会場:√K Contemporary
時間:13:00~19:00
休廊日:日・月曜日(ただし11/3は開廊)
URL:https://tinyurl.com/55bvf4js

カナダ大使館 高円宮記念ギャラリー 「根気と継続」

adf-web-magazine-perseverance-persistence-4

Alexa Kumiko Hatanaka_ “Namazu”, washi patchwork (scraps collected over three years), gyotaku and linocut printmaking, natural dye, ink, 70x128”

アレクサ・クミコ・ハタナカとジョニー・ニエムによる展覧会。和紙やテキスタイル、映像を融合したインスタレーションが、伝統と現代性の間を繊細に往来しながら、力強い表現として立ち上がります。

会期:2025年9月19日(金)~12月18日(木)
会場:カナダ大使館 高円宮記念ギャラリー
時間:10:00~17:30(最終入館 17:00)
その他:入館には写真付き身分証明書の提示が必要
URL:https://tinyurl.com/4dtra2wb

VACANT ROOM 「透視荒野」

adf-web-magazine-transparent-wilderness-3

吉田桃子、山本和真、西村昂祐によるグループ展。イメージを単なる視覚的再現ではなく、不可視の実存と交わる場として捉え、3名のアーティストが異なる手法で表象の限界と可能性を探ります。

会期:2025年9月20日(土)~10月19日(日)
会場:VACANT ROOM
時間:12:00~19:00
休廊日:月・火曜日
URL:https://tinyurl.com/54d9uaa2