「Everyday Heirlooms」展にて木工デザインの逸品として選出
日本の照明メーカー・ヤマギワの「ヤコブソンランプ」シリーズが、アメリカ・メイン州ロックポートにあるメスラーギャラリー(センター・フォー・ファニチャー・クラフツマンシップ)で開催される展覧会「Everyday Heirlooms: Exquisitely Designed Wooden Objects of Use」に2026年9月22日から2027年1月15日まで出展される。
本展はHeide Martin(Heide Martin Design Studio)とAnne Quigley(Remodelista.com 編集長)によるキュレーションで、実用性と美しさを兼ね備えた木製オブジェがいかに日常を豊かにし、世代を超えて愛される存在となるかを探求する。
ヤコブソンランプはスウェーデンのデザイナー、ハンス・アウネ・ヤコブソンによる代表作で、薄くスライスされた松材のシェードを通して、焚き火のような温かく柔らかな光を放つ。時間をかけて自然乾燥された松材の質感が特徴で、日本の職人によって忠実に再現されている。ひとつひとつ手作業で丁寧に組み立てられたこのランプは、自然素材と詩的な光の融合というヤコブソンの理念を継承している。
メスラーギャラリー
メスラーギャラリーは、スタジオファニチャーや木工アートの展示に特化したスペースで、通年を通して展覧会を開催している。教育的な目的も持ち、学生や一般来場者、熟練の作り手たちに向けて、実際の作品と触れ合える場を提供しているほか、全国規模のコンペティションや巡回展などを通じて幅広い層にアプローチしている。
ヤマギワ
1923年に日本で創業し、100年以上にわたり照明デザインの先端を切り拓いてきた。オリジナルコレクションの開発を通じて、タイムレスで高品質な照明プロダクトを展開し、“The Art of Lighting”という理念のもと、国内外で存在感を示している。職人の手仕事を活かした製造手法により、ペンダントライト、フロアランプ、テーブルランプ、ウォールライトなど、様々なスタイルの照明器具を発表。伊東豊雄や吉岡徳仁といった著名デザイナーとのコラボレーションも多数実現し、伝統と革新の融合を体現している。
「Everyday Heirlooms」展開催概要
| 会場 | Messler Gallery |
| 会期 | 2026年9月22日から2027年1月15日まで |
| 時間 | 月曜〜金曜 9:00〜17:00 |
| URL | https://woodschool.org/ |

日本語
English



