クリエイティビティは世界を変えられるか?
モレスキン・モレスキン財団による、世界各国のアーティストがノートブックを使って創作したアートを集めた展覧会「Detour」が2025大阪・関西万博イタリア館(2025年7月31日から8月23日)および21_21 DESIGN SIGHT(2025年9月10日から9月23日)で開催される。モレスキン財団が所蔵する1,600冊を超えるノートブックアートの中から、その土地の文脈に合わせて作品を厳選し展示する試み。世界的に著名なアーティスト、建築家、映画監督、デザイナー、ミュージシャン、作家に加え、世界各地の学生や文化団体、若手クリエイターから寄贈されたものとなっている。
これまでに、建築家の伊東豊雄、映画監督のスパイク・ジョーンズ、デザイナーのロン・アラッド、三つ星シェフのハインツ・ベックをはじめとする各界のクリエイターが参加し、彼らは「Creativity for Social Change(クリエイティビティによる社会変革)」というモレスキン財団の理念に共鳴し、多様な若者たちの創造性と多角的思考を育む教育プログラムの趣旨に賛同、自らの作品を寄贈している。本展はこれまでにロンドン、上海、パリ、ニューヨーク、ミラノを巡っており、今回日本で開催される。
大阪会場ではイタリアと日本のクリエイターに焦点を当てつつ、世界各国のアーティスト含め68名による作品を展示。日本からは伊東豊雄、隈研吾、佐藤オオキ、妹島和世、ホンマタカシらが参加し、イタリアからはマッシミリアーノ・フクサス、フラヴィオ・アルバネーゼ、ジュリオ・ヤケッティらの作品が展示される。また、関西にゆかりのあるアーティストの、塩田千春(パフォーマンス/インスタレーション)、コシノジュンコ(デザイナー)、VERDY(グラフィックアーティスト)、MuSuHi(アーティスト)、松崎陸(京藍染師)、また大阪・関西万博に作品を出展している蜷川実花(写真家/映画監督/現代美術家)も参加する。
東京会場ではキュレーターとして長谷川祐子とSKAC (SKWAT KAMEARI ART CENTRE)を迎え、ジャンルを超えて多数の日本人アーティストが参加予定となっている。
Detour Osaka参加アーティスト
アイダ・ムルネ / 青木淳 / アントニオ・スカルポーニ / アントニオ・マッラス / 伊藤幸子 / 伊藤節&伊藤志信 / 伊東豊雄 / ヴェドヴァマッツェイ / ウィリアム・ケントリッジ / オウ・ニン / オッフィチナエ・エフェスティ / 押井守 / 川崎和男 / カテリーナ・ネッリ / カルロ・スタンガ / 喜多俊之 / キタイシンイチロウ / 隈研吾 / コシノジュンコ / 佐藤オオキ / 塩田千春 / ジュリオ・イアケッティ / ジョアナ・ヴァスコンセロス / ジョエル・アンドリアヌメアリソア / ジョルジャ・ルーピ / 妹島和世 / ダリア・アブデリラ・バーシャー / 西沢立衛 / ニコラス・ロボ / 蜷川実花 / 原研哉 / パスカル・マルティーヌ・タヨウ / ファビオ・オリオリ / フェルナンド&ウンベルト・カンパーナ / フラヴィオ・アルバネーゼ / フランシス・D・ケレ / フランシス・グッドマン / VERDY / フォルマファンタズマ(デザインスタジオ) / 深澤直人 / ポーラ・シェア / ホンマタカシ / 松崎陸 / 三宅信太郎 / 蜜川直貴 / ムワンギ&フッター / MuSuHi / 森俊子 / モーリス・ペフラ / ヤセル・アルハサン / 吉本直貴 / リーブリ・フィンティ・クランデスティーニ / レイチェル・マークス / レンコントル・デュ・フィルム・クール・マダガスカル / ロベルト・クレア
Moleskine「Detour」開催概要
| 会期 | ①大阪:2025年7月31日(木) ~ 8月23日(土) ②東京:2025年9月10日(水) ~9月23日(火) |
| 時間 | ①9:00~22:00 ②10:00~19:00 |
| 会場 | ①2025大阪・関西万博 イタリア館 ②21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3 |
| URL | https://tinyurl.com/2wsyzrbc |

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