アートギャラリー・美術館展覧会のおすすめ情報

2021年11月開催・開催中のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどご確認のうえ、ご来館ください。

「第13回渋谷芸術祭2021〜SHIBUYA ART SCRAMBLE〜」渋谷芸術祭×ブルーピリオド

adf-web-magazine-shibuya-art-scramble-2021-2

渋谷芸術祭実行委員会は、2021年11月6日(土)~14日(日)の9日間、「都市とアートの関係性の模索」をテーマにした「第13回渋谷芸術祭2021〜SHIBUYA ART SCRAMBLE〜」を開催します。新型コロナの感染拡大で困難を極めた社会の中、少しでも人々の心に安らぎを与え、落ち着いた気持ちを取り戻せるようにとの願いをこめて、渋谷の街を舞台にアート展が開催されます。渋谷の街にしかできない芸術祭をぜひお楽しみください。
開催日程:2021年11月6日 (土)~11月14日 (日)
会場:渋谷駅周辺
URL: http://shibuyaartscramble.tokyo/

「Taiwan NOW」KITTE(東京・丸の内)、バーチャル会場ほか

adf-web-magazine-untitled-gathering-tokyo-2020-scale-model-study

財団法人文化台湾基金会と共催のアジアNOW実行委員会は、 日本と台湾の文化交流そして親善をより深めることを目的に、両国のアーティストやクリエイター、デザイナーが参加する文化交流事業「Taiwan NOW」(台湾ナウ)が2021年10月30日(土)から11月14日(日)まで開催されます。東京会場では台湾を代表する現代美術作家である林明弘(マイケル・リン)と、日本の建築界を牽引するアトリエ・ワンの協働による大規模インスタレーションが行われます。この作品は椅子やテーブル、ステージなどで構成された作品で、KITTEアトリウム1階にて設置され、来場者には作品を鑑賞するだけでなく、椅子、テーブルを使用することもできます。その他にも様々なプログラムが開催予定です。詳しくは、下記のURLからご確認ください。

会期:2021年10月30日(土)~11月14日(日)
観覧料:無料  
会場:KITTE(東京・丸の内)、バーチャル会場ほか
主催:財団法人文化台湾基金会
URL:https://www.taiwannow.org/

「ZAHA HADID DESIGN 展」Karimoku Commons Tokyo

adf-web-magazine-karimoku-zaha-hadid-design-1.png

ZAHA HADID DESIGN 展

ザハ・ハディドの作品のアーカイブの中から選定した、アンビルトを含めた建築モデルや、ザハ・ハディド・デザインが10年以上にわたって手がけた照明やカーペット、ファインジュエリーなど、ジャンルを超えたさまざまなコラボレーション作品を展示する「ZAHA HADID DESIGN 展」が開催中です。本展ではザハ・ハディド・デザインがデザインし、カリモク家具が製作した巨大なジオラマのような木製テーブルを用いて展示されています。さらにZaha Hadid Design x カリモク家具によるコラボコレクション「SEYUN/セイユン」の紹介とザハ・ハディドにインスパイアを受けて製作された写真家 岩本幸一郎の作品5点も共に展示されています。

会期:2021年10月13日(水)~12月3日(金)
開館時間:12:00~18:00休館日:
観覧料:不定休(詳細は予約サイトへ)  
会場: Karimoku Commons Tokyo(東京都港区西麻布2丁目22-5)
URL:https://commons.karimoku.com/

「戦後デザイン運動の原点 デザインコミッティーの人々とその軌跡」川崎市岡本太郎美術館

adf-web-magazine-japan-design-comittee-exhibition-1

川崎市にある岡本太郎美術館では、企画展「戦後デザイン運動の原点 デザインコミッティーの人々とその軌跡」が開催されています。戦後のデザイン運動の先駆けとして、国際交流やデザインの啓蒙を目的に創立された「国際デザインコミッティー」(現・日本デザインコミッティー)の活動を振り返ります。旧東京都庁舎(1957年)、香川県庁舎(1958年)、世界デザイン会議(1960年)、東京オリンピック(1964年)など、彼らの活動の歴史を紐解く貴重な機会となっています。

会期:2021年10月23日(土)~2022年1月16日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(1月10日を除く)、11月4日(木)、11月24日(水)、12月29日(水)~1月3日(月)、1月11日(火)
観覧料:一般1,000円、高・大学生・65歳以上800円、中学生以下 無料(別途団体料金あり) 
会場:川崎市岡本太郎美術館 企画展示室
URLhttps://www.taromuseum.jp/

「日本のアートディレクション展 2021-2022」

adf-web-magazine-art-direction-japan-2020-2021-4

2019年開催「日本のアートディレクション展2019」 展示風景

リクルートホールディングスが運営するクリエイションギャラリーGBにて、「日本のアートディレクション展 2020-2021」が開催中です。2年ぶりの開催となる今年は、2019年5月から2021年4月までの2年間に日本国内で発表、使用、掲載された約1万点の応募の中から、ADC会員の約2カ月にわたる厳正な審査を経て、受賞作品と年鑑収録作品が選出されました。ここで選び抜かれた受賞作品および優秀作品は、『Art Direction Japan / 日本のアートディレクション』(旧称:『ADC年鑑』)刊行に先駆け、クリエイションギャラリーG8[一般(非会員)作品]とギンザ・グラフィック・ギャラリー[会員作品]の両会場で紹介されます。

会期:2021年11月1日(月)~11月30日(火)
開館時間:11:00〜19:00
休館日:日曜・祝日
観覧料:無料  
会場:クリエイションギャラリーG8 (一般作品の展示:東京都中央区銀座 8-4-17)
ギンザ・グラフィック・ギャラリー (会員作品の展示:東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F)
URL:http://rcc.recruit.co.jp/

「Yes, Kawaii Is Art」大阪・北加賀屋

adf-web-magazine-sebastian-masuda-yes-kawaii-is-art-1.jpg

増田セバスチャン「Yes, Kawaii Is Art」

アーティスト・増田セバスチャンの展覧会「Yes, Kawaii Is Art」がアートの街としても知られる大阪・北加賀屋で開催中です。本展は増田の作品と共に、世界に影響を与えた“Kawaii”の現在地を探る展覧会。2020年以降、コロナ禍で沈む心に色彩で希望を灯すため、世界中に広がるKawaiiコミュニティと対話を続けてきた増田氏。代表作など、今回が日本で初めての一般公開もあります。会期中は3つの異なる会場で作品が展示され、同時期に周辺のアート施設でも展示やイベントが行われる。インダストリアルな街並みや建物に出現し、その場所の記憶とともに展示される増田セバスチャンのカラフルで刺激的なアートで、国を超えて進化し続ける"Kawaii"の世界が体験できます。

会期:2021年10月30日(土)~11月21日(日)
観覧料:第1会場:平日500円 土日祝1,000円
第1会場・2会場通し:1,500円 (入場は1回限り)
第3会場:無料
URL:https://sebastianmasuda.com/


pwa