海に向かって突き出した高台に広がるプライベートアクティビティスペース
建築デザインスタジオのRIDが、海に向かって突き出した、高台に広がるプライベートアクティビティスペースを完成させた。海沿いに位置するロケーションのため森林は吹きつける海風を浴びるが、日常から切り離されたような静けさに包まれている。
スペースがある土地は、もともと休憩や倉庫機能を目的としたガレージや移動式タイニーハウスの設置が計画されていたが、キャンプ用デッキのプランを先行。一般的なグランピングエリアなどを想定して、正方形や長方形のスクエア形状のデッキのほうが柔軟に対応できると考えていたが、施主との話し合いの結果、また、岬の突き出し方、湾曲した形状、樹木の存在など既にある自然条件に従うほうがよりこの土地やここでの時間を楽しめるのではとの考えから、短編と長編を組み合わせた多角形を用いた形状に決定された。極力伐採を控え、残された木々はデッキからのぞかせるような見せ方とした。周囲が開け見晴らしが良く、遠くまで海が見渡せることから、視界の抜けや「開ける方向」を考慮し、海に向けて視線が流れるような視線誘導が工夫された。
RID
空間デザイナーの池田励一によって設立された建築デザインスタジオ。スタジオコンセプトである 「日常の余白™ / margins of the everyday™」を軸としながら、暮らしや商いなど日常の延長上に位置する存在に意識を向け、商・住空間における、建築・インテリア・プロダクトまで、トータルにわたる上質なデザインを生み出している。

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