ルイ・ヴィトンがミシュラン3つ星シェフとコラボしたポップアップレストランをソウルにオープン
ルイ・ヴィトンは2022年9月17日(土)、韓国・ソウルに、期間限定レストラン「アラン・パッサール アット ルイ・ヴィトン」をオープンする。厨房を監修するのは、パリのミシュラン3つ星レストラン「アルページュ」のオーナーシェフ、アラン・パッサール。建築家 フランク・ゲーリーが韓国で初めて手掛けた建物、ルイ・ヴィトン メゾン ソウルの4階に設けられるレストランは、パッサールの料理哲学に基づいた「庭園」がテーマの内装。ハイレベルな料理との調和で、ユニークな体験を提供する。
ルイ・ヴィトンは今回に先立ち、今年5月に韓国生まれでフランス育ちのシェフ、ピエール・サン・ボワイエとのコラボレーションにより、初めてのポップアップレストランをオープンした。この「ピエール・サン アット ルイ・ヴィトン」は、メゾンがポップアップコンセプトに基づいて手掛けた初のレストランであり、比類ない食体験、クリエイティブな空間、美しい芸術作品が融合した食の旅を提供したことで人気を博した。「アラン・パッサール アット ルイ・ヴィトン」も同じくルイ・ヴィトン メゾン ソウルを舞台に、ハイレベルな料理と並はずれた空間演出の調和で、ここでしか味わえないユニークな体験を提供する。
パッサールは、フランスのサルト、ウール、マンシュに自身が所有するキッチンガーデンで、野菜、ハーブ、果物など高品質の食材を栽培し、旬と産地の双方を重視しつつ、野菜の色彩、香り、風味を最大限に生かす才能で知られている。高級レストランの世界に野菜を主役としたメニューを導入したパイオニアであり、季節の移り変わりを映し出して五感に喜びを与える自然主義の料理の数々を創作したことで名声を博している。
パッサールは、「ルイ・ヴィトン メゾン ソウルの湾曲したガラス窓は、私がフランスで所有しているガーデンの温室を連想させます。庭師のような服装のウェイターたちが立ち働くこのポップアップレストランは、新鮮な食材を通して、9月と10月ならではの真の味覚を発見していただける場所となるでしょう。私は初めて韓国を訪れた時、ここでしか見ることができない野菜、魚、魚介類といった多彩な韓国食材を発見することができ、どれも目を見張りました。このポップアップレストランのオープンが、大好きな韓国文化にさらに親しむ良い機会となれば、と願っています」と語る。
「アラン・パッサール アット ルイ・ヴィトン」は、現代建築界で最も高く評価されている建築家の1人であるフランク・ゲーリーが韓国で初めて手掛けた建物、ルイ・ヴィトン メゾン ソウルの中に設けられる。ルイ・ヴィトン メゾン ソウルは、18世紀の水原華城や伝統舞踊「鶴の舞い」 の白い衣装の弧を描く動きにインスパイアされた建築である。フランク・ゲーリー設計による湾曲したユニークなガラス窓に覆われた4階のエスパス ルイ・ヴィトン ソウルでは、フォンダシオン ルイ・ヴィトンの「Hors-les-mur(壁を越えて)」プログラムを通して文化・芸術活動のサポートに努め、これまでアルベルト・ジャコメッティ、ゲルハルト・リヒター、アンディ・ウォーホルといった世界的に著名なアーティストの作品展を開催してきた。