ミラノ工科大学 ネオラウレアティーアワード2020
ミラノ建築家協会が主催する「ネオラウレァティーアワード(The Premio Neolaureati)」の2020年度の受賞者が、2020年12月17日に発表されました。当アワードは、ミラノ工科大学の優秀な卒業生をデザインと建築、プランニング、ランドスケープ、保存についての文化的、専門的な現実に触れさせ、同時に彼らに論文の公開の機会を提供することを目的とし、2003年より毎年開催されています。今年は、ミラノ工科大の74,126名の応募者の中から各賞の受賞者が選ばれました。青山デザインフォーラムは、スポンサーとして今年も当アワードを支援しています。
審査員にあたったのは、Antonella Boisi(ジャーナリスト)、Alberto Bortolotti(ミラノ建築家協会カウンセラー)、Francesca Frassoldati(トリノ工科大学教授)、Davide Frattini Frilli(建築家・デザイナー)、Yukio Ishiyama(GARDE Italy代表)。
受賞者には下記特典が寄贈されます。
優勝:1,000ユーロ+ミラノ建築家協会がセレクトした書籍4冊
準優勝:500ユーロ+ミラノ建築家協会がセレクトした書籍3冊
3位:250ユーロ+ミラノ建築家協会がセレクトした本書籍2冊
特別賞:ミラノ建築家協会発行の書籍
受賞者詳細
優勝
- Marco Rizzo
論文タイトル「Superclub+:建築的共生とモニュメンタリティの考察。ミラノcinema Alpiのハイブリッドな現代クラブへの再構築」
準優勝
- Filippo Muzzi
論文タイトル「Transonora:音声伝達にみる現代的文化伝承」
3位
- Davide Brugnoni・Dario Cassani・Alessandro Dorlini
論文タイトル 「Silo:ミラノCrescenzago都市部のマルチスケール住居建築プロジェクト。循環性と柔軟性を兼ね備えた再開発。」
特別賞
- Muge Yuruten 論文タイトル「ナイトターミナル:宇宙への窓」
- Matteo Gawlak・Riccardo Gialloreto 論文タイトル「次世代スタジアム:建築的パラダイムに存在するユートピアと現実」
- Chiara Catani 論文タイトル「住居の概念:野原から都市へ、シェルターから住居へ」
- Pedro Escoriza Torralbo 論文タイトル「草原の楽園:グラナダの広大な博物館」
- Erika Anelli・Linda Guariento
論文タイトル「音楽・アート・文化・遺産をテーマに考える、NYにおけるミニマル建築のシステム」