展示終了後はカリモク家具制作のテーブルに転用

建築家・隈研吾がデザインした「家具として生まれ変わり永遠を生きるツリー」が、東京エディション虎ノ門で2024年12月26日(木)まで、東京エディション銀座では12月25日(水)まで展示中。どちらのツリーも複数の樹種からなる小さな木のユニットを積み上げ、それぞれの街の特色を表現しており、展示終了後は隈研吾デザイン、カリモク家具制作のテーブルに生まれ変わるサステナブルな仕様となっている。

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東京エディション虎ノ門『木漏れ日』

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東京エディション銀座『木組み』

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東京エディション虎ノ門

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東京エディション銀座

本プロジェクトに使用されている木材(ナラ・セン・ホオ・クルミ・イタヤカエデ)は国内木製家具メーカーであるカリモク家具が調達している。ツリーの木材を再利用して作られる家具はオンラインで、サイレントオークションとして販売される。12月5日(木)より受付が開始され、家具販売の収益の一部は難病と闘う子どもたちの夢を叶えるボランティア団体、公益財団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンに寄付される。家具販売の販売及びクリスマスツリーの詳細は専用ページで確認できる。

『木組み』(東京エディション銀座)

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「織る」をテーマにした建築、宝石箱をイメージしたロビーに合わせて木の枝で織った、ジュエリー・ツリー『木組み』。シルバーとブロンズカラーのメタリック塗装は、素材の魅⼒を最⼤限に引き出すことが重視されており、それぞれの樹種が持つ⽊⽬の美しさを⽣かすよう⼯夫されている。使用木材はナラ・セン・ホオ・クルミ・イタヤカエデ・ウォールナット。

家具販売

販売開始予定日:2024年12月5日(木)

KIGUMI DESK

予定販売価格:22万円

KIGUMI DESK マスターピース

オークション予定スタート価格:88万円

『木漏れ日』(東京エディション虎ノ門)

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開発が進み日々変化する若々しい街、虎ノ門。明るい『森』をイメージした高い天井のロビー空間に『木漏れ日』が集まったようなツリーが生まれた。切削ロスを最小限に抑えるべく、小径木や曲がりのある木材といった、低利用・未利用材となってしまいがちな木材を活用して円形のパーツが作られている。使用木材はナラ・セン・ホオ・クルミ・イタヤカエデ。

家具販売

販売開始予定日:2024年12月5日(木)

KOMOREBI TABLE

予定販売価格:28万6000円

KOMOREBI TABLE マスターピース

オークション予定スタート価格:114万4000円

隈研吾

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1954年生まれ。建築家。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。50を超える国々でプロジェクトが進行中。自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。主な著書に『隈研吾 オノマトペ 建築 接地性』(エクスナレッジ)、『日本の建築』(岩波新書)、『全仕事』(大和書房)、『点・線・面』(岩波書店)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。

「家具として生まれ変わり永遠を生きるツリー」展示概要

会期2024年11月20日(水)~12月25日(水・銀座)12月26日(木・虎ノ門)
会場東京エディション銀座1階 Lobby Bar
東京エディション虎ノ門31階 Lobby Bar