コミュニティに開かれた学生住宅

ikon.5 architectsが、ニューヨーク州イサカ市のカレッジタウン地区にあるコーネル大学校外学生向けのアパートメントスタイルの住宅コミュニティ「キャサリン・コモンズ」を完成させた。キャサリン・コモンズは南北に隣接する2つの敷地に建設された6つの住宅棟から構成されている。主要道路沿いにそびえ、住宅街と市中に向かって高さを段階的に下げるデザインを採用。スタジオタイプ、1ベッドルーム、2ベッドルーム、3ベッドルームのアパートメントを揃え、すべての住戸にプライベートな寝室とバスルームが完備されており、小売施設やレクリエーション施設(フィットネスセンター、室内・屋外コミュニティコートヤードなど)へのアクセスも可能となっている。

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Photo credit: Brad Feinknopf

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本プロジェクトは周辺の大規模な学生向け住宅とは一線を画し、多くの1階の角部分が道路に開放され、二倍の天井高をもつ公共の集いの空間として地域のコミュニティに提供されている。カジュアルな座席が設置され、快適な雰囲気となっている。

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北の棟はオープンな金属製の歩行者用ブリッジで接続された3つの建物から構成され、8階建ての建物は1階に商業スペース、上階に多世帯住宅ユニットを配置し、残りの2つの4階建て建物は住宅専用。グラウンドレベルでは、これらの建物間の開口部が内部のコートヤードとの物理的・視覚的なつながりを設けている。

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Photo credit: Brad Feinknopf

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Photo credit: Brad Feinknopf

南の棟では3つの建物がカレッジ・アベニューとクック・ストリート沿いの地盤の傾斜に合わせて高さが段階的に下がっている。2つの建物は7階建ての多世帯住宅ユニットで、グラウンドレベルにフィットネスセンターがあり、もう1つの建物は住宅用の形態と規模で、傾斜屋根、屋根瓦、小規模な窓とドーマー、突き出した前面ポーチを備えている。この3階建ての建物は、隣家の住宅と調和し、カレッジタウンの伝統的な建築様式を補完するため、道路から後退して配置されている。6つの建物すべてに、窓のサイズに遊び心のある組み合わせが採用され、垂直金属パネルに突出したフィン、ユニークで目を引くパターンのテラコッタレンガなど、色彩豊かで高品質な素材が組み込まれている。

ikon.5 architects

デザインに重きを置く設計事務所。高い職人技、美的洗練、細部へのこだわりを特徴とし、卓越したデザインを追求している。クライアントには大学・短大、非営利団体、文化機関、政府機関、グローバル企業などが含まれている。専門家と利用者との協働を通じて、多様なステークホルダーに対応し、人々と場所・活動を有意義な形で結びつける設計を行っている。