独自のプリーツ技術とグラフィックデザインを掛け合わせた新しい表現
宮前義之が率いるエンジニアリングチームが手がける「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE」と、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動するデザインスタジオ、SOAR NYが共同プロジェクト「TYPE-XV SOAR NY project」を本格始動させた。本プロジェクトは「グラフィックによる衣服の更新」という挑戦にオリジナルの設計思想を用いたもの。2026年3月より第一弾のアイテムが発表され、4月1日には第二弾が日本国内でローンチされた。今後、ロンドン、ミラノ、パリ、ニューヨーク(オンライン限定)など、海外での展開も順次予定している。
A-POC ABLE ISSEY MIYAKEがこれまで積み重ねてきた実験的なものづくりの姿勢と、SOAR NYの鮮やかな色彩とダイナミックで動きのある構図は、衣服とグラフィックデザインの新たな関係を構築している。単に衣服にグラフィックを載せるのではなく、A-POC ABLE ISSEY MIYAKEの立体的な服づくりと独自のプリーツ技術「Baked Stretch」による身体の動きや視点の変化によって美が立ち現れるよう、グラフィックは数多くのパターン検証を重ねながら緻密に設計された。
衣服のデザインと連動する形で、店舗にもグラフィックの世界観が展開され、ISSEY MIYAKE GINZA / 442、A-POC ABLE ISSEY MIYAKE / AOYAMA、A-POC ABLE ISSEY MIYAKE / KYOTOをはじめ、各店舗ではそれぞれ異なるビジュアルとなっている。
A-POC ABLE ISSEY MIYAKE
作り手と受け手とのコミュニケーションを広げ、未来を織りなしていくブランド。1998年に発表したA-POCは、服づくりのプロセスを変革し、着る人が参加する新しいデザインのあり方を提案してきた。一枚の布の上に繰り出すアイデアは多彩に、着る人との接点は多様に。異分野や異業種との新たな出会いから、さまざまな「ABLE」を生み出している。
SOAR NY
資生堂でクリエイティブディレクター/アートディレクターとして14年間勤めた後、世界90カ国で展開するグローバルブランドSHISEIDOのCDをNYで3年間勤めた花原正基が2022年に設立。ニューヨークを拠点に、アメリカ、日本をはじめ、アジアや南米など世界各地のプロジェクトを手がけるデザインスタジオ。NYと東京のメンバーが連携しながら、「美とは何か?」という問いを起点に、グローバルな視点から都市空間やライフスタイルに新たな感性をもたらすグラフィックデザインの可能性を追求している。花原は2025年、ニューヨーク市からの委託により日本人デザイナーとして初めてブルックリン・DUMBO地区で大規模なパブリックアートを制作した。

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