江戸時代の寄席文化をZ世代がクラブカルチャーとミックスして落語文化をアップデート
多様な業界でZ世代の価値観と落語カルチャーを武器に活躍するZ落語主催の新世代落語イベント「YOSE」がFabCafe Nagoyaにて2021年9月4日(土)19:00より開催される。「YOSE」は”Z世代のための”寄席カルチャーの再発明となるイベントで出囃子の代わりに中部地域で若くして活躍するDJがクラブミュージックを流し、ノンアルコールカクテルやフードクリエイターのお菓子お供に落語を楽しむ、Z世代がZ世代のために作り上げた全く新しい落語体験だ。2020年渋谷で初開催し満員となった「YOSE」が今回名古屋初上陸となる。
”寄席(よせ)”とは技芸を見せる興行小屋のことで、落語のみならず講談や浪曲、漫才もこの寄席から広まった文化の一つであり、集会所のような役割もあったと言われている。この寄席文化を現代に再定義し、落語を起点とした新しいコミュニケーションが創発される空間として生まれたのが「YOSE」だ。江戸時代に新しい文化や交流の生まれる場であった落語の寄席と、Z 世代にとっての ” 寄席 ” であるクラブカルチャーを MIX したイベントだ。会場には落語の舞台や DJ ブース、バーやショップなどが取り囲み、 世代観に根差した多様なバックボーンを取り入れた YOSE カルチャーが創出されている。
Z落語を主宰の桂枝之進に加え、FabCafe Nagoyaで毎月第一日曜日開催の「#POPUPDJNAGOYA」に参加するNEUMAのLUTAとSARVAが互いに30分ずつパフォーマンスを行うほか、名古屋で活躍するZ世代とのコラボレーションが実現。名古屋のカルチャーシーンと渋谷発のZ落語が寄せ集まることで生まれる落語だけでない“YOSE”の魅力が体感できる。
また会場は「建築と異分野の融合」を軸とし、過去から未来へ時間軸を横断しながら研究・思考・議論をしていく集団、ND3Mが設計。愛知県内で建築学を学ぶ大学院生・大学生で構成され、 「コンピューターを積極的に使うこと」を共通項としアイデアコンペから エキシビジョン、実作、実務に渡るまで制作活動・ワークショップも取り組んでいる。
Z落語とは
20歳ながら芸歴5年目という落語家 桂枝之進を中心とし、アートディレクションや映像制作、デジタルエンジニアリングを得意とするメンバーから成るクリエイティブチーム。Z世代の視点で落語を再定義、発信している。これまで落語の寄席とクラブカルチャーをMIXしたイベント「YOSE」や、大手キャリアと共同で5Gを活用したライブ配信型落語会の実証実験、日本文化をコンテキストに置いたアパレルブランドの立ち上げなど様々な企画を制作。 東京・渋谷を拠点にZ世代のクリエイターが集まり日々活動している。
“YOSE Nagoya”-by Z落語 詳細
日時 | 2021年9月4日 (土) 19:00~21:00(Open18:00/DoorClose20:00) |
会場 | FabCafe Nagoya (愛知県名古屋市中区丸の内 3-6-18) |
参加費 | 前売り券1500円 当日券2000円 前売りはこちらから |
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