安藤忠雄 x ブルガリ
ブルガリと日本の間には繋がりが存在し、“bello e ben fatto(美しいもの、巧みに作られたもの)”を讃えるという、卓越したものを伝える日本とブルガリのコラボにより、音楽家や画家など日本人アーティストとのコラボレーションを通じたいくつかの限定モデルのオクトフィニッシモが生まれた。今回、ブルガリは建築家安藤忠雄をパートナーとし、安藤忠雄によるオクトフィニッシモの限定モデル、オートマティックとトゥールビヨンの2タイプのモデルを発売する。
安藤忠雄は、コンクリートを基調として、幾何学性を徹底したミニマルな造形美と、その内に展開する光と影の珠玉の空間で、現代建築の歴史に足跡を残している。代表作として、アメリカテキサス州の「フォートワース現代美術館」、大阪の「光の教会」、東京にある「21_21 DESIGN SIGHT」などが挙げられる。限られた素材、単純明晰な構成のもとに展開する、複雑多様な空間の豊かさ。その点において、安藤忠雄の建築と、ブルガリのオクトフィニッシモ・コレクションとの間には密接な関係性がある。
限定モデル「Tadao Ando x Bvlgari – Octo Finissimo / 安藤忠雄 x ブルガリ オクト フィニッシモコレクション」は安藤忠雄とブルガリの創造的な協同作業により生まれたプロダクト。"建築的"と言えるこのタイムピースは、チタンやカーボンといった現代の素材で作られ、グラフィカルで洗練されたデザインは、安藤忠雄の建築へのアプローチと同じデザイン哲学に基づく。安藤忠雄によってデザインされたダイアルは、秒針の根元から螺旋が渦を巻き、無限の時間の経過を表現する。
名称 | Tadao Ando x Bvlgari – Octo Finissimo Automatic / 安藤忠雄 x ブルガリ オクト フィニッシモ オートマティック |
価格 | 1,800,000円(税抜) |
ムーブメント | BVL138 機械式マニュファクチュールムーブメント、自動巻き、プラチナ製マイクロローターとスモールセコンド付き極薄キャリバー |
サイズ | 40mm |
振動数 | 毎時21,600振動 |
パワーリザーブ | 60時間パワーリザーブ |
ダイアル | 安藤忠雄による螺旋模様のチタン製ダイアル |
防水 | 30m防水 |
発売日 | 2019年12月 |
限定数 | 限定200本 |
「Tadao Ando x Bvlgari – Octo Finissimo Tourbillon Automatic / 安藤忠雄 x ブルガリ オクトフィニッシモ トゥールビヨン オートマティック」は限定8本。安藤忠雄は、このモデルでも無限の時間の螺旋というテーマを扱い、トゥールビヨンから同心円が生まれ、ダイアル全体に広がる。「遠い宇宙空間に存在するブラックホールというテーマが頭をよぎった。時計の周辺から秒を刻む中心に向けて渦を巻き、次第に深みに見えなくなるといったイメージである。時と共に広がる水の波紋でもある。それは、集中から拡散への、時を超える、無限、永遠性の表現である」と安藤忠雄は語る。
名称 | Tadao Ando x Bvlgari – Octo Finissimo Automatic Tourbillon / 安藤忠雄 x ブルガリ オクトフィニッシモ オートマティック トゥールビヨン |
価格 | 17,000,000円(税抜) |
ムーブメント | BVL 288、機械式マニュファクチュールムーブメント、自動巻き世界最薄トゥールビヨンムーブメント |
サイズ | 42mm |
振動数 | 毎時21,600振動 |
パワーリザーブ | 52時間パワーリザーブ |
ダイアル | 安藤忠雄による螺旋模様のカーボン製ダイアル |
防水 | 10m防水 |
発売日 | 2020年1月予定 |
限定数 | 限定8本 |