芸術の力で心と心をつなげる現代アートの祭典 高松・空港に加え、琴平エリアにも拡大
「おいでまい祝祭」は高松・空港・琴平で、人々の心をつなぎ、海の神を祀る金刀比羅宮と現代アートによる共演展示、香川の魅力食材をシェフらが操る食イベント、アートで繋ぐラッピングバス運行等を開催する。「おいでまい祝祭」は「瀬戸内国際芸術祭2019」の県内連携事業としてスタートし、コロナ禍の今、“芸術が持つストレートな力で人と人、心と心を繋げていくこと”を目指し、「心がつながる街ごとアート」をテーマに掲げ、「おいでまい祝祭 2022 ~心がつながる街ごとアート~」の夏会期を実施した。
秋会期では街ごとアートのフィールドを高松・空港エリアに加え、琴平エリアへ拡大し、アート・食・交通・オンラインを連携させた企画を2022年9月29日から11月6日までの41日間に渡り届けられる。
高松エリア
夏会期に続き、丸亀町グリーンやWeBase 高松での現代美術作家ヤノベケンジ率いるモフモフ・コレクティブの作品展示並びにアーティストルームの宿泊付きプランや、高松丸亀町商店街・南新町商店街のあちこちに展示される現代アートを楽しめる。秋会期では、高松丸亀町商店街3町ドームに、現代美術作家金孝妍の巨大バルーンオブジェ「息時計」が浮かぶ。WeBase高松では、アート × 食の試みとしてシェフから料理を学ぶ学生まで幅広い分野の料理人による讃岐のおいしい食材を用いた日替わりダイニング「SANUKI EMERGING DINING」を開催。
琴平エリア
秋会期より、海の神様として大物主神(おおものぬしのかみ)を祀った全国の金刀比羅神社の総本宮「金刀比羅宮」境内にて、現代美術作家ヤノベケンジの「KOMAINU‐Guardian Beasts‐」とヤノベ氏が和紙作家堀木エリ子と制作された「SHIP’S CAT(Thinker)」「SHIP’S CAT(Sleeper)」を展示する。
空港エリア
高松空港で展示しているモフモフ・コレクティブの山口京将の作品展示に加え、香川町にある結婚式場「ザ・チェルシー」では2作品が新たに登場。「ザ・ニックダイニング」では会場を海底に見立て、そこに差し込む光を表現した美術家藏本秀彦の作品を展示。「ザ・リチャード」では瀬戸内の風景からインスピレーションを受けて石を海に浮かぶ島として表現した彫刻家 大間光記の作品が展示される。
周遊コンテンツ
秋会期より琴平バスが高松-琴平を繋ぎ、金刀比羅宮での「おいでまい祝祭2022」アート展示や琴平の街を散策できる「日帰りでバスツアー」が運行決定。島しょ部や高松エリアから足を伸ばし、秋の魅力を感じる琴平エリアのスポットも楽しめる。アートで繋ぐバスとして、現代美術作家ヤノベケンジ作の「KOMAINU‐Guardian Beasts‐」や和紙作家堀木エリ子と共同制作した「SHIP’S CAT(Thinker / Sleeper)」が車体に描かれ、バス旅の安全を見守る。また、現実の世界を超えてバーチャルな世界で街巡りとアートが楽しめる「琴平メタバース」を体験できるスポットを高松、琴平の街にそれぞれ用意。琴平の歴史や人気スポットがすごろくになり、サイの目の数で止まるたびに楽しい情報やアート作品を共に楽しむことができる。
「おいでまい祝祭2022」開催概要
秋会期開催期間 | 2022年9月29日から11月6日(日)まで |
秋会期開催場所 |
|