希少価値の高い家具や照明が一同に

SOMEWHERE TOKYOBUNDLESTUDIOイニシャルジャパンの共同開催で、デザイナーズインテリアにフォーカスをあてた合同展を、下北沢「reload」にて2023年3月6日(月)から月12日(日)まで開催する。世界的に見ても希少価値の高い家具や照明作品を一同に集め、展示販売をおこない、それぞれのアイテムを展示する区画と、インテリアスタイリスト川合将人がスタイリングを担当する3社のコレクションを組み合わせた演出区画で会場を構成。今回のイベントが初めての展示となる新作や会期中にしか購入できないアイテムも出品される予定。adf-web-magazine-joint-exhibition-of-3interior-design-companies-1

SOMEWHERE TOKYO

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Quinta by Mario Botta (SOMEWHERE TOKYO)

デザイン性の強い家具を扱うデザインギャラリー。デザインにおける作家性に重きを置いたラインナップで国内外の作品を取り扱う。デザインアートという大量生産品のものとは違う希少なマスターピースを含む作品を展示販売する。80 年代以降のHistorical design と日本のコンテンポラリーデザインを扱う。SOMEWHERE TOKYOは80年代の椅子を15脚展示販売。いわゆる名作から知られざる佳作までを用意。現在、世界中で人気が高騰している80年代デザインを一堂に見れる珍しい機会となる。

BUNDLESTUDIO COLLECTION

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Du 9 a by Gastone Rinaldi (BUNDLESTUDIO)

BUNDLESTUDIOは、2020年にインテリアスタイリストの川合将人が設立した、空間デザインを主軸に多様な活動を展開する、クリエイティブ・プラットフォーム。スタイリング事業で 20 年以上に渡って築き上げたネットワークを最大限に活用し、プロジェクトごとに各分野のエキスパートと協働することで、質の高いアウトプットを提供する。2022年より、建築家の進来廉の事務所が1970年代に設計した住宅を再生したギャラリースタジオ、BUNDLE GALLERYをオープン。これまで日本で取り扱いのなかったヨーロッパの家具や照明ブランドの製品に加え、イタリアのヴィンテージ家具や日本人の作家によるアートの販売を開始した。近年、再評価の進むデザイナー、ガストネ・リナルディの椅子を中心にしたイタリアのヴィンテージアイテムを中心に展示販売を行う。また、ストイックな直線で構成されたミニマルアートのような佇まいの金属製家具を展開するイタリアの<ZEUS> の家具と、彫刻的なシェードの造形美で人々を魅了し続けるデザイナー、セルジュ・ムイユの照明を製造するフランスの<Editions Serge Mouille>の照明を同時に展示。ヴィンテージ家具とのコーディネートでBUNDLESTUDIO 独自の世界観を演出する。

INITIAL JAPAN

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Girafa Embroiderer by Lina Bo Bardi (Initial Japan Inc.)

INITIAL JAPANはヴィンテージから新しい作品まで、国や年代に捉われない独自の視点からセレクトした作品を展示販売する。ブラジリアンデザインからフレンチモダニズムなど、幅広いラインナップの名作家具が会場に並ぶ。Objet d’ art / ATLIER-GALLERY / CASA DE / Archeolgie Studioなど多数ギャラリーを展開。主な取り扱いデザイナーは、シャルロット・ペリアン、ジャン・プルーヴェ、ピエール・ジャンヌレ、リナ・ボ・バルディ、ピエール・シャポなどのミッドセンチュリー期に活躍したデザイナーから、Ben Storms、Thomas Serruys、x+l、Phantom Hands、Marcenaria Baraunaなどのコンテンポラリー作品まで扱う。