夜の日本庭園で、新進気鋭の現代アーティスト・メディアアーティストによる展覧会「生態系へのジャックイン展」を開催
思考実験とプロトタイピングを通して、ありうる都市の形を探求するリサーチチーム「METACITY」が企画する初の展覧会「生態系へのジャックイン展」が、「千の葉の芸術祭」のプログラムとして、千葉市の日本庭園「見浜園」にて開催される。開催期間は、2021年7月24日(土)から8月8日(日)の15日間となっている。
本展は日本庭園という、自然を人為的に再構成することで本来以上の意味を創造する拡張環境を舞台に、自然と技術とアートの結節点となる作品たちを茶の湯のプロセスになぞらえて配置する。夜の帳が下りた庭園を回遊しながら、景観とともに作品を鑑賞することで、自分を取り囲む生態系を再発見する展覧会。
みどころ
伝統文化×新しい文化の発信
メディアアートや現代アート分野の若手アーティストたちが、日本の総合芸術ともいえる「茶の湯」のプロセスになぞらえて作品を展示する。
「自然」と「人為」が混ざりあった日本庭園を舞台にした回遊型の鑑賞体験
幕張にある1.6haの日本庭園「見浜園」を舞台に、自然と技術とアートの結節点となる作品を、園内を回遊しながら鑑賞。
日暮れとともに始まる夜間限定の展覧会
美しくライトアップされた夜の庭園の景観とともに、茶の湯のプロセスになぞらえて配置された作品を巡り、心身ともに没入しながら作品を堪能することができる。
出展アーティスト
現代アーティストやサウンドアーティスト、映像作家、建築家、研究者、SF作家など様々な分野で活躍する気鋭のアーティストが集結する。
石川 将也、ALTERNATIVE MACHINE、後藤 映則、齋藤 帆奈、The TEA-ROOM、関野 らん、滝戸ドリタ、田中浩也研究室 + METACITY、多層都市「幕張市」、田中 堅大、Dead Channel JP、ノガミ カツキ、松田 将英、Ray Kunimoto
かつて、地球規模で互いの思考が接続されることで人間は形而上学的な知識の生態系“Noosphere(ノウアスフィア|精神圏)”の中に住まうようになる、と言われました。生物ごとの多様な世界の捉え方が明らかになりつつある今、わたしたちは人間だけに留まらないあらたなNoosphereを描きだせるのではないでしょうか?
「生態系へのジャックイン展」開催概要
会期 | 2021年7月24日(土)〜 8月8日(日) ※8月2日(月)休館日(見浜園は通常営業) |
時間 | 18:00 - 21:00 (最終入場20:30) |
会場 | 日本庭園「見浜園」 |
入場料 | 無料(事前予約制) |
ウェブサイト | https://2021.metacity.jp |