世界限定28本のクロノグラフとトゥールビヨンが融合した革新的メカニカルコレクション
ジーエムインターナショナルが日本総代理店を務めるスイス高級時計ブランド LOUIS MOINET(ルイ・モネ)がWatches and Wonders Geneva 2023で発表した最新モデル「インパルション」を2023年11月15日に発売する。
ストーリー
ルイ・モネは、ブランドのルーツである時計師ルイ・モネによる世界初のクロノグラフ発明から、200周年にあたる2016年に「メモリス」を発表し、クロノグラフ機構を文字盤側に配置することで、クロノグラフの魅力を存分に堪能できる時計が誕生した。また2023年3月末に催された世界最大の時計フェアであるWatches and Wonders Geneva 2023において「メモリス」にトゥールビヨンを搭載した「インパルション」を発表。その名前は、組み合わさった複雑機構が文字盤上でダイナミックに躍動し、見る人に与える力強いエネルギーを象徴している。
トゥールビヨンの生みの親であるアブラアン-ルイ・ブレゲは、時計師 ルイ・モネの親友であり、切磋琢磨するライバルでもあった。ルイ・モネが生み出したクロノグラフと、アブラアン-ルイ・ブレゲが生み出したトゥールビヨン。「インパルション」は、二人の天才時計師の魂が宿った、究極のメカニカルコレクションとなる。
クロノグラフとトゥールビヨンの共演
『メモリス』に搭載されている自社製キャリバーにトゥールビヨンを組み込んだ、新型ムーブメント。文字盤側に配置されたクロノグラフ機構と新たに追加されたトゥールビヨンの機能美を満喫することができる。
新機構によるロングパワーリザーブ
「ボルテフェイス」と呼ばれる、2つの香箱を互い違いに垂直に重ね合わせる構造を採用することで、限られたスペースに効率的にパーツを収めつつ、96時間のパワーリザーブを実現。
美を追求したディティール
クロノグラフとトゥールビヨンの美しい動きを鑑賞しやすくするために、風防のクリスタルサファイアガラスをドーム型に成型している。18Kローズゴールドのケースと、鮮やかなブルーのインナーベゼル・アリゲーターレザーストラップが、高貴な印象を与えながらも、レッドのクロノグラフ針がアクセントとなりメリハリを効かせている。
ルイ・モネ(1768~1853)
世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計職人であり、芸術や天文学といった様々な分野でも才能を発揮した、類稀な天才であった。フランスのブールジュに生まれ、幼い頃から趣味で時計作りを嗜む。アートに興味を持ち20歳でローマに移住後は、建築・彫刻・絵画を5年間学ぶ。その後パリで美術アカデミーの教授を務め、様々な著名な芸術家と交流するなかで、時計への情熱が再燃。1800年からスイスで本格的に時計製造の訓練を始め、王室御用達の時計職人として名を馳せる。ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソン、ジェームズ・モンロー、ロシア国王、フランス王妃など、世界中のVIP顧客に時計を製造し、その腕を発揮した。100年後の未来を先取りしていると称された最高峰の技術に、アートのエッセンスを融合するスタイルが作品の最大の特徴で、1816年に製造した天体観測用の毎時216,000振動のクロノグラフは世界初のクロノグラフ・高振動時計として2種類のギネス世界記録に認定されている。
時計ブランド ルイ・モネの誕生
時計職人ルイ・モネの精神を宿した時計を再び世に送り出すために、ジャン=マリー・シャラーが2004年にスイスのヌーシャテル州 サン・ブレーズに創業したのが、独立時計ブランドルイ・モネ。全ての時計は一点物、もしくは限定品として生産され、「コズミック アート」と「メカニカル ワンダーズ」に分類される。多くの作品に、宇宙からの隕石や太古の素材を用いた希少なパーツを使用。「独自性」「創造性」「アート&デザイン」「希少性」の4つのバリューを掲げており、UNESCOやグッドデザイン・アワード、レッド・ドット・デザイン・アワードを始め、数々の権威ある機関・大会から30以上の表彰を受けている。
ジーエムインターナショナル
スイス製の高級時計を中心に取り扱う、日本輸入総代理店。取り扱いブランドは「ルイ・モネ」「コルム」「エドックス」「レイモンド・ウェイル」「サルヴァトーレ フェラガモ タイムピーシズ」など、スイスのラグジュアリーウォッチからジュエリーウォッチ、ファッションウォッチまで幅広く展開している。