H&MのInnovation Stories第8弾は「メタバース・デザイン・ストーリー・コレクション」
H&Mのサステナビリティにおける革新的なイニシアチブ「Innovation Stories(イノベーション・ストーリーズ)」の第8弾として、ハイファッションのクラフトマンシップとバーチャルファンタジーを融合させた、「Metaverse Design Story Collection(メタバース・デザイン・ストーリー・コレクション)が発表された。物理的な世界の触覚的な美しさとメタバースの没入感からインスピレーションを得た本コレクションは、全53型に加えて、ARフィルターとして利用できる5つの3Dデジタルコレクションで構成され、2022年12月8日(木)よりH&M渋谷店、および公式オンラインストア限定で発売される。
3Dデジタルコレクションについて
本コレクションは、H&Mとロンドンを拠点とするデジタル・アトリエ兼シンクタンクInstitute of Digital Fashionが共同でデザインおよび制作をしたデジタルコレクション。コレクションの発表を記念して、2022年12月1日(木)より、H&Mの公式アプリ上のカメラ機能からアクセスできる5つのAR(拡張現実)フィルターに加えて、Snapchat上で利用できるARファッションレンズが登場する。これらの仮想空間体験はバーチャル試着を可能にし、物理的世界とデジタル世界をシームレスに結びつけることで、ユーザーがリアルとオンラインの両方で自己表現することを可能にする。
コレクションについて
コレクションの主要アイテムには、人目を引くシルエットと複雑な刺繍、そしてインターネット上で話題のカラーパレットが揃う。ウィメンズウェアでは、コルセットウエストのネオンイエローのドレスとドラマチックなチュールスカートなどを展開。メンズウェアでは、オーバーサイズのブラックビーズのボンバージャケットが、リラックスしたテーラードスタイルにマッチするようデザインされている。アクセサリーには、メタリックなグラディエーターサンダルに加えて、まるでピクセルで形作られたような液体金属からヒントを得た未来的なジュエリーが揃う。モア・イズ・モアのスタイリングは、今回このプロジェクトのクリエイティブ・アドバイザーであるIbrahim Kamara(イブラヒム・カマラ)によって実現された。
コレクションのサステナビリティについて
本コレクションでは、循環型ファッションが重要なテーマとなっている。アイテムには、H&Mの古着回収サービスよって回収された使用済みの衣服や、繊維くずから作られたリサイクルポリエステルを使用したフラウンスミニドレスや、ゼロ・ウェイストのパターンカッティングで作られたイレギュラーヘムドレスなどが展開される。フェイクファーのコートとジャケットには、海に廃棄されたプラスチックボトルを原料とするリサイクルポリエステルのREPREVE® Our Ocean®を含む革新的な素材が使用されている。また、何年もの開発期間を経て、ペットボトル廃棄物から作られた100%リサイクルのスパンコールが、2つのドレス、レギンス、ブレザーとスカートに使用されている。
H&M Innovation Storiesについて
2021年より展開しているH&M Innovation Storiesは、衣料品産業における革新的な素材、技術、製造工程に焦点をあて、シリーズにて展開するコレクションで、コレクションごとに毎回異なるテーマを設けている。このプロジェクトは、2019年にストックホルム旗艦店で、過去のConscious Exclusiveコレクションからオケージョンウェアスタイルをセレクトして設立されたH&Mのファッション・レンタルサービスと連動。現在レンタルサービスは、ストックホルム、ベルリン、アムステルダムの3店舗で展開されている。
「Metaverse Design Story Collection」詳細
発売日 | 2022年12月8日(木) |
商品型数 | 全53型(ウィメンズ41型/メンズ12型) |
価格帯 | ¥2,499~¥69,999(全て税込み価格) |
展開店舗 | H&M渋谷店および公式オンラインストア限定展開 |