Allbirds「Tree Dasher」限定モデルが発売

快適性とサステイナビリティ、デザイン性を兼ね備えたAllbirdsがジェフ・ステイプルとコラボし、2020年夏新発売した「Tree Dasher」をステイプルらしい視点で再構築した、ユニークなリミテッド・エディションが発売される。「REED ART DEPARTMENT」と「STAPLE Pigeon」の創始者であり、世界的に著名なクリエイティブ・ディレクターのジェフ・ステイプル。彼がAllbirdsの「Tree Dasher」にスピリットを刺激され、「自然からパフォーマンスシューズを作るために必要なものは何か」をプロダクトを分解して見極めようとしたことからこのコラボレーションは始まった。この分解の過程でステイプルが発見したのは、複雑に組み合わされた再生素材と、解剖学的とも言える独特なシューズデザイン。

モデル：Tree Dasher サイズ展開：Men’s 25～30.5cm / Women’s 22～26.5cm カーボンフットプリント：9.2kg CO2e 価　格：18,000円（税込）

アッパーは裏返して素材や構造を露出し、Allbirdsが製品に込めたイノベーションを披露。クリーニングタグやステッチもデザインの一部となり、STAPLE Pigeonのトレードマークである鳩の刺繍がアクセントになっている。そしてAllbirdsのすべてのインソールに記されたカーボンフットプリントをフィーチャーするというステイプルらしい手法がこのユニークな限定モデルとなっている。

自分たちが身に着けるもの、買うものが環境に与える影響について、人々が会話するきっかけになれば。

ジェフ・ステイプル

今回はソックスTrino™ Tubersにもステイプルがデザインした限定モデルが登場、いずれもオンラインストアにて、数量限定発売される。

Allbirdsについて

サッカーの元ニュージーランド代表のティム・ブラウンとバイオテクノロジーの専門家であるジョーイ・ズウィリンジャー。2人の異色のチームにより、2016年にサンフランシスコで誕生したのがAllbirds。長年スニーカーを愛用してきたティムが、大きなロゴや目立つ色、そしてケミカルな素材といった従来のスニーカーのあり方に疑問を持ち、着目したのが、生まれ育ったニュージーランドのメリノウール。ティムはその優れた特性の可能性を信じてジョーイとタッグを組み、快適性とサステイナビリティ、デザイン性を兼ね備えた「Allbirds」が誕生した。

最初に発売された「Wool Runners」は、最高級のメリノウールを使用したまったく新しい快適性、シューレースに再生ポリエステル使用、インソールには石油ではなくヒマシ油を用いカーボンフットプリント排出量を抑えるといった環境に配慮したモノ作りが共感を呼んだ。最新のテクノロジーを生み出しているシリコンバレーで支持を集め、アカデミー賞の受賞経験もあり環境活動家でもあるレオナルド・ディカプリオが投資をし、その評価は世界中に広まった。その後も、ユーカリの木の繊維で快適さをそなえたメッシュ構造の「Tree」シリーズや、サトウキビ由来でカーボンネガティブなGreen EVA素材を靴底に採用したエコフレンドリーな素材の開発を続けている。

Jeff Staple ジェフ・ステイプル プロフィール

グラフィックからファッション、ブランドマーケティングなどマルチに活躍するクリエイティブ・ビジョナリー。デザイン・チーム「REED ART DEPARTMENT」の創設者であり、新進ブランドから大企業まで、数多くのプロジェクトに携わる。2002年NYに設立した「REED SPACE」はファッションにとどまらずカルチャーやライフスタイルを発信するセレクトショップとして絶大な人気に。スニーカー界のレジェンドとしても知られ、多くのブランドとのコラボレーションを手掛ける。