デザインの力で雨の日のサステナブルな選択を後押しビニール傘の使い捨て減少を目指す
ビームスは、旭化成ホームプロダクツが循環型社会の実現を目指して取り組む「Ziploc RECYCLE PROGRAM」に協力し、ジップロック®をリサイクルして作ったシェア傘のリニューアルに際して、アップサイクルとリメイクをコンセプトに掲げるBEAMS COUTUREが引き続きデザインを手掛けた。さらにサステナブルな素材と、新しくなったジップロック®のロゴを配したデザインで3年ぶりのリニューアルとなり、傘のシェアリングサービス「アイカサ」の貸し出しスポットにて、東急東横線・田園都市線沿線を中心に2023年6月中旬よりレンタル提供している。
ジップロック®リサイクル傘は、深刻化するビニール傘の廃棄問題に対する取組として企画され、2020年9月から傘シェアリングサービス「アイカサ」でレンタル運用されてきた。旭化成ホームプロダクツの「Ziploc RECYCLE PROGRAM」のもと、一般家庭で使用されたジップロック®製品の回収とリサイクルをテラサイクルジャパンが、傘のデザインをBEAMS COUTUREが、そして傘シェアリングサービス運用をアイカサがそれぞれ行う、4者協働のプロジェクトとなる。素材のみならず使用においても循環を実現し、これまでにも多くの人が利用したジップロック®リサイクル傘が3年ぶりにリニューアルされたことで、これからもさらに多くの人がシェア傘を選び、ビニール傘の使い捨て減少に寄与することを期待する。
ジップロック®とBEAMS COUTUREは2018年よりコラボレーションを継続しており、アップサイクルの理念への共感のもと、ジップロック®製品を縫製してリメイクしたアイテムや、ジップロック®のデザイン性にインスパイアされたファッショングッズまで、世界中で好評を得ている。ジップロック®リサイクル傘は2021年にはイギリス発グローバル情報誌『MONOCLE(モノクル)』のMonocle Design Awards 2021でデザイン賞を受賞している。
BEAMS COUTURE
BEAMS COUTUREは、BEAMSのデッドストック商品などをリメイクし新たなアイテムへアップサイクルするブランドとして2017年にデビュー。1点1点、手の込んだアート作品のようなハンドワークで服やアクセサリーに新たな命を吹き込み、自分だけの1着を見つけ身につける喜びを届ける。BEAMS COUTUREの取り組みに共感する様々なアーティストやブランドとのコラボレーションも続けている。
BEAMS
1976年東京・原宿で創業。1号店「American Life Shop BEAMS」に続き、世界の様々なライフスタイルをコンセプトにした店舗を展開し、ファッション・雑貨・インテリア・音楽・アート・食品などにいたるまで、国内外のブランドや作品を多角的に紹介するセレクトショップの先駆けとして時代をリードしてきた。特にコラボレーションを通じて新たな価値を生み出す仕掛け役として豊富な実績を持ち、企業との協業や官民連携においてもクリエイティブなソリューションを提供している。日本とアジア地域に約170店舗を擁し、モノ・コト・ヒトを軸にしたコミュニティが織り成すカルチャーは、各地で幅広い世代に支持されている。