第13回恵比寿映像祭「映像の気持ち」開催

映像文化の創造と紹介・体感の場として、2009年より開催され、今年13回目を迎える恵比寿映像祭が、2021年2月5日(金)から2月12日(日)に開催される。恵比寿映像祭は、年に一度恵比寿の地で、展示、上映、パフォーマンス、トーク・セッションなどを複合的かつ、領域横断的に紹介する映像とアートの国際フェスティバル。今回は、見る人の感情を動かす映像の力に着目し、あらためて「動画」であるということ、について向き合う。技術の変遷やメディアの多様化とともに、さまざまに変化を遂げ多様になってきた動画表現。その原理と歴史を参照しつつ、映像の魅力を愉しむ手掛かりを提示し、さらなる拡張を続ける同時代の映像のあり方とあたりまえのように映像とともに生きる現在を見つめなおす機会を作る。トークセッションやパフォーマンスなどのイベントも予定されている。

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恵比寿映像祭のカッコのロゴが象徴するのは、カッコの中に入れて、皆で映像について考えてみよう!という姿勢。

出品予定作家

赤松正行+ARARTプロジェクト(AKAMATSU MAsayuki +ARART Project)
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赤松正行+ARARTプロジェクト《ウロボロスのトーチ》2012年

ARとARTの交差領域で活動するアーティスト集団。パネルや立方体に描かれた絵画に携帯端末をかざして鑑賞する展示によって別の現実を浮かび上がらせる。

カワイオカムラ(KAWAI+OKAMURA)
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カワイオカムラ《ムード・ホール》2019年[参考図版]

3DCGアニメーションによって独特の映像世界を作り出してきた、川合匠と岡村寛生による異才ユニット。最新作「ムード・ホール」の世界を、展示と上映で東京初公開。

渡辺豪(WATANABE Go)

学生時代から3DCGによる制作の可能性を探究。実在のモデルの皮膚映像を貼り合わせて作られた、誰かでありながら誰でもない匿名の肖像。

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渡辺豪《Aevum》2009-2012年/タグチ・アート・コレクション蔵

トニー・アウスラー(Tony OURSLER)

1970年代半ば以降、マルチメディア・アーティストとして活躍。立体物への動画投影を試みた1990年代半ばの先駆的な作例を紹介。

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トニー ・アウスラ《1,2,3》1996 年/東京都現代美術館蔵 Tony Oursler, 1, 2, 3, 1996/ Collection of the Museum of Contemporary Art, Tokyo

チョ・ヨンガク(CHO Youngkak)

ソウル在住のニューメディア・アーティスト。AIによるディープ・ラーニング技術を用い、テクノロジーと共存する現代社会を作品化。

チョ・ヨンガク《道路は流星のように》2019年[参考図版] Cho Youngkak, Highway like a shooting star, 2019 [related image]

木本圭子(KIMOTO Keiko)

数理アルゴリズムを用いたアニメーション表現を独学で探究。言葉で理解するのではなく、身体感覚を刺激される映像を手掛けてきた。

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木本圭子《Imaginary・Nubers2006》2006年

ペトラ・コートライト(Petra CORTRIGHT)

2000年代よりネット上を表現活動の場とし、加工したセルフィーなどのビデオを発表。

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ペトラ・コートライト《sssss//////^^^^^^^》2011年 Petra Cortright, sssss//////^^^^^^^, 2011

松本力(MATSUMOTO Chikara)

小さなドローイングに透過光を加え、一コマずつビデオ撮影することで、絵による映像表現を追求。

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松本力《宇宙登山》原画、2006年

シシヤマザキ(ShishiYAMAZAKI)

オリジナル作品の発表とともに、国内外の一流ブランドからPV制作依頼も相次ぐ気鋭の作家。

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シシヤマザキ《とにかくなにかをはじめよう》2020年

第13回恵比寿映像祭「映像の気持ち」開催概要

会期2021年2月5日(金)~2月21日(日) 月曜休館
時間10:00~20:00
会場東京都写真美術館/日仏会館/ザ・ガーデンルーム/恵比寿ガーデンプレイスセンター広場/地域連携各所 ほか
料金入場無料
公式HPwww.yebizo.com