受賞者はシンガポール・ビエンナーレのオープニングウィークに発表

ベネッセホールディングスシンガポール美術館は、シンガポール・ビエンナーレ2022において「第13回ベネッセ賞」を開催する。「ベネッセ賞」はシンガポール・ビエンナーレ2022に出展するすべての参加アーティストの中から、既成概念にとらわれず、実験・開拓精神に富み、ベネッセグループの企業理念である「Benesse=よく生きる」に繋がるような作品づくりの可能性が期待されるアーティスト1名(1組)に授与される。受賞者はシンガポール・ビエンナーレのオープニングウィークに発表される。adf-web-magazine-benesse-award-2

「ベネッセ賞」について

「ベネッセ賞」は1995年「福武書店」から「ベネッセコーポレーション」への社名変更を契機に、傑出したアーティストのアート活動を評価しベネッセグループの企業理念である「Benesse=よく生きる」を体現するアーティストを支援する目的で、ヴェネチア・ビエンナーレにおいてスタートした。「第11回ベネッセ賞(2016 年)」からはその拠点をアジアに移行し、シンガポール美術館と共催でシンガポール・ビエンナーレの参加アーティストを対象に授与。受賞アーティストは、ベネッセホールディングスよりベネッセアートサイト直島での作品制作またはベネッセアートサイト直島による作品収蔵の機会と賞金300万円が授与される。

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第11回ベネッセ賞受賞者 パナパン・ヨドマニー(タイ)

ベネッセアートサイト直島について

ベネッセアートサイト直島は、直島、豊島、犬島の三つの島を舞台にベネッセホールディングスと福武財団が展開しているアート活動の総称。文化的、歴史的に豊かな美しい瀬戸内海の自然の中に現代アートや建築を置くことによって、どこにもない特別な場所を生み出していくことを目指している。アート作品や自然、瀬戸内の風景や地域の人々との触れ合いを通して、訪れる人がベネッセホールディングスの企業理念である「ベネッセ=よく生きる」とは何かについて考えるきっかけとなることを願い、地域とともに成長し社会に貢献するために活動している。

ベネッセホールディングスについて

ベネッセは「Benesse=よく生きる」という企業理念のもと、教育、語学、生活、介護の分野でお客様一人ひとりの意欲向上と課題解決を一生涯にわたって支援する企業グループ。幼児から高校生を対象にした日本最大の通信教育サービス「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」や、学校事業を行う「ベネッセコーポレーション」、社会人向けのオンライン学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミ―)、高齢者向けホーム運営の「ベネッセスタイルケア」などを有している。ベネッセホールディングスは福武財団とともに展開する「ベネッセアートサイト直島」において、30 年以上にわたりアートを活かした地域づくりに取り組み、ベネッセアートサイト直島の活動およびベネッセ賞は、当グループのサステナビリティビジョンと一致する活動であり、持続可能な未来を創ることに寄与するものである。

シンガポール美術館について

シンガポール美術館は、文化地区に位置するシンガポール初の美術館として1996年に開館。SAMとして知られる美術館は歴史的な港湾地区であるタンジョン・パガーにある新しい施設を含む複数の施設で、アーティストや美術愛好家、美術に関心のある人たちに、東南アジア視点からの現代アートを紹介している。本美術館は、東南アジアの現代アートを集めた世界で最も重要なパブリックコレクションのひとつを構築しており、展覧会やプログラムを通じて、アートとアーティストを一般の人々や将来の世代につなげることを目的としています。SAMはそのプロセスにおいて責任ある実践を約束することで、人間的で持続可能な未来に向けて取り組んでいる。