プロフェッショナルや新進の才能たちの作品が世界で認められるプラットフォーム
第4回BLTビルト・デザイン・アワードが作品応募受付を開始した。本アワードは世界中のデザインをキュレーションし、促進する組織の3Cアワード傘下のプログラムで、建築事務所、インテリアデザイナー、ランドスケープスタジオ、建設製品イノベーターなど世界規模で優れたプロジェクトの実現に携わる専門家の専門知識を評価することを目的としている。世界中のプロフェッショナル、新進デザイナー、学生を対象としており応募は2024年9月29日まで受け付けている。
2023年には45カ国から700を超える応募があり、プロジェクトの驚くべき幅広さと質の高さが伺えた。最優秀賞には、隈研吾建築都市設計事務所によるスイスのハウス・バルマ(Haus Balma)、スタジオMk27によるブラジルのフラット#6(Flat #6)、ランドスケープ・アーキテクチュア・オブ・ザ・イヤー(Landscape Architecture of the Year)にはモスバッハ・ペイザジスト(Mosbach Paysagistes)によるフェーズ・シフト・パーク(Phase Shifts Park)、コンストラクション・プロダクト・デザイン・オブ・ザ・イヤー(Construction Product Design of the Year)にはアメリカのRENCOが選ばれた。
審査員は著名な建築家、学者、メディア関係者、業界専門家などで構成され綿密な投票プロセスを経て審査が行われる。過去の審査員には、Thinking Luxuryの創設者であるスタニスラス・ヘルー、チュレーン大学建築プログラム副ディレクター兼講師のソンソール・ヴェラ・ナヴァロ、The Medusan社長のワアド・エル・ハディディ、EXP Architects + Engineersの上級副社長兼デザイン・ディレクターのトーマス・ホープフ(FAIA)などが名を連ねている。2024年の審査委員は今年後半に発表される。アワードの応募詳細は公式サイトから閲覧できる。
スケジュール
- 応募締切:2024年9月29日(早期割引は3月31日まで)
- 各部門受賞者選出:2024年10月
BLTビルト・デザイン・アワード
建築事務所やインテリア・デザインの専門家、建設製品やプロジェクト・マネジメントに至るまで、優れたプロジェクトの実現に携わるすべての専門家の専門知識を世界規模で顕彰している。照明デザイン、家具デザイン、インテリアデザイン、建築における今日の多様性と革新性を代表し、各ブランドは世界中の優れたデザインの象徴であり、100人以上の専門審査員にプロや新進デザイナーの作品を紹介している。