コミュニティや社会にコミットし、地域社会や住民とともに制作や活動を実施し、より良い社会モデルの提示や構築を目指す日本国内で実施されるアートプロジェクトに対する助成
川村文化芸術振興財団は、2021年度「ソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)支援助成」の公募を開始した。現在の新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、本年度に限り「コロナ禍におけるソーシャリー・エンゲイジド・アートプロジェクト」をテーマとしたプロジェクトのアイディアを募集する。コロナ禍(もしくはアフターコロナ、ウィズコロナ)におけるコミュニティ、社会生活、社会制度について新たな提案を含んだSEAのプロジェクトの応募を期待。今年度はオンライン公募説明会&シンポジウムを開催する。
採択された助成対象者には、当該プロジェクトを実施するためのプロトタイプ(事前ワークショップ/試作/レクチャー/映像等)を2021年度に発表してもらう。詳しくは、川村文化芸術振興財団公式ウェブサイトより募集要項を確認。
川村文化芸術振興財団は、2017年より日本初となるSEAに対する支援助成事業を継続。コミュニティや社会にコミットし、地域社会や住民とともに制作や活動を実施し、より良い社会モデルの提示や構築を目指す日本国内で実施されるアートプロジェクトに対して助成。芸術文化と社会との関係性をさらに深化させ、日本における文化の発展向上に寄与することを目的する。
ソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)支援助成概要
受付期間 | 2020年8月3日(月)〜10月4日(日) 18 時まで(※日本時間) |
採択件数 | 10件程度 |
助成額 | 総額上限 300万円※助成額 30万円/件(予定) |
助成期間 | 2021年4月1日〜2022年3月31日 |
審査結果発表 | 2020年12月(予定) |
受給資格 | 下記の項目を満たす個人、団体より申請を受け付 ・年齢、国籍不問 ・芸術活動を行うアーティストおよび団体 |
URL | http://www.kacf.jp/guideline.html |