Adobe Experience Cloud、Adobe Experience Platformの新機能を発表 フォーチュン100企業の75%がアドビのアプリケーションを使用
昨今、これまで経験したことのない環境の変化によって、人々がつながり、働き、学び、楽しむための主要な手段がデジタルとなり、世界はデジタルファースト経済への迅速な転換が急務となっている。ECなどのコマース取引は、世界中で記録的な成長を続けており、2021年1月から3月まで対前年比8,760億ドル(38%)の増加を記録し、年間では4.2兆ドルの成長を見込んでいる。Adobe Summitにおいて、アドビはAdobe Experience Cloud全体にわたる数々のイノベーションを紹介した。これには、新しいエンタープライズアプリケーション「Adobe Customer Journey Analytics」、次世代型にアップデートされた「Adobe Real-Time CDP(顧客データプラットフォーム)」、「Adobe Journey Optimizer」、Workfrontの統合により実現した業界最先端のMarketing System of Recordが含まれる。アドビは、コンテンツ管理機能のアップデート、ならびにFedExとの戦略的パートナーシップを含む、新しいコンテンツとインテリジェントコマース機能も発表した。
サミットでは、PfizerのCEOアルバート・ブーラとFedExの社長兼COOラジェッシュ・スーブラマニアンがデジタルの現状と今後の展望についての考えを語った。また、PelotonのCMOダラ・トレセダー、General Motors社のCMOデボラ・ウォール、IntuitのCMOララ・バラス、MastercardのCMOラジャ・ラジャマナー、CVS Healthのチーフカスタマーオフィサーであるミシェル・ペルーソ、Albertson社のEVP兼チーフカスタマー&デジタルオフィサーであるクリス・ラップ、SephoraのCTOスリー・スリーダララジ、Sealed Airの社長兼CEO テッド・ドヘニーに加え、デザイン界のアイコンであるジョナサン・アドラー、テニスチャンピオンで起業家のセリーナ・ウィリアムズが、デジタル経済におけるリーダーシップについて語った。また、数々のアワードを受賞した脚本家、俳優、映画監督のダン・レヴィが、アドビの画期的なイノベーションの舞台裏をご紹介する「Sneaks」セッションのホストを務めた。基調講演、400以上のセッション、参加者同士の交流、アドビのエキスパートとのライブトークなど、すべてオンラインで開催された。
アドビのデジタルエクスペリエンス事業部門およびワールドワイドフィールドオペレーションズ担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのアニール・チャクラヴァーシーは以下のようにコメントした。パンデミックを通じて、顧客体験管理に注力する企業が優位に立つことが明らかとなった。Adobeは、発表された新しいイノベーションを備えたAdobe Experience Cloudが最高のデジタル顧客体験を迅速かつ大規模に展開し、より顧客本位のビジネスを実現できるようサポートする。