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チームラボプラネッツ(東京・豊洲)|チームラボ初のNFTアート作品を水の没入空間で体験

東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」では、2022年12月1日(木)より、チームラボ初のNFT作品の《Matter is Void - Fire》を、来場者が水に入って体験する没入空間にて展示する。本作は、ニューヨークのタイムズ・スクエアなど、国外でも公開され、注目を集めた、チームラボ初のNFT作品シリーズ《Matter is Void》の一部である。誰でもダウンロードし所有できること、また、NFT所有者によって言葉が書き換えられることが最大の特徴である。2022年10月、NFTの販売に先駆けて、ミュージシャン・作詞家でコンテンポラリーカルチャーのクリエイターとしても知られるGrimes(グライムス)による言葉に書き換えられ、ニューヨーク市タイムズ・スクエアのビルボードや、パリの、世界最大級の現代アートフェア「アート・バーゼル」がパリで開催した「Paris+ par Art Basel」でも公開された。現在、作品は、Grimesが書いた言葉「Paper Burns As I Write」(意:私が書くにつれ紙は燃える)が書かれているが、今後、NFT所有者が再び言葉を書き換えると、その言葉に書き変わる。

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グライムスによって書き換えられた作品《Matter is Void - Fire》。文字は「Paper Burns As I Write」(意:私が書くにつれ紙は燃える)と書かれている。©チームラボ

本NFTプロジェクトは、「Matter is Void」(意:物質は空虚)と書かれた7つのNFT作品で構成される。チームラボプラネッツでは、そのうちの1つ《Matter is Void - Fire》が展示される。7作品それぞれ購入可能なNFTは1つだが、NFTを所有しているか所有していないかにかかわらず、作品自体は誰でもダウンロードし所有することができる(作品ダウンロード)。つまり、NFTによって作品の唯一性は付与されず、NFTの所有の有無にかかわらず、ダウンロードされた作品は、何も区別することはできず、全て本物である。

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グライムスによって書き換えられた作品《Matter is Void - Fire》。文字は「Paper Burns As I Write」(意:私が書くにつれ紙は燃える)と書かれている。©チームラボ

作品には、チームラボによって「Matter is Void」と書かれている。しかし、この作品のNFT所有者は、作品内の言葉を自由に書き換えることができる。この変更は、世界中の人がダウンロードして所有している全ての作品に反映され、その言葉に書き変わる。そして、NFT所有者の言葉により、作品の価値が変化するだけでなく、その言葉に価値があれば、作品を所有する人は増え、その言葉に価値がなければ、作品を飾る人はいなくなるだろう。多くの人が見ている作品を書き変える価値は高いかもしれないが、誰も表示していない作品を書き変える価値は低くなるかもしれない。すなわち、NFT所有者の言葉によって、この作品のNFTの価値も変化していくのだ。

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タイムズ・スクエアで公開された《Matter is Void - Fire》©チームラボ(画像:© Pace Gallery)

また、NFT所有者が他の言葉に書き換えた後、再び「Matter is Void」に戻したとしても、「Matter is Void」の文字は異なる表現で書かれる。つまり、最初の「Matter is Void」は、一度変更されてしまうと、二度と同じ状態で見ることはできない。

※現在展示中の《Matter is Void - Water》は2022年11月30日(水)までの展示。


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