アートでつなぐ心のバリアフリー

三井ガーデンホテル柏の葉パークサイドで障がいのあるアーティストによるアート展「HAPPY SMILE ART in 三井ガーデンホテルズ」が2024年12月7日（土）から12月29日（日）まで開催される。入場は無料で誰でも気軽に訪れることができる。本展は障がいのある方が制作した絵画を展示・販売することで、アートを通じた心のバリアフリーを推進することを目的としている。会場となる三井ガーデンホテル柏の葉パークサイドは国立がん研究センター東病院と連携しており、通院患者やその家族が心癒されるひとときを提供する特別な場所として選ばれた。

展覧会の見どころ

この展覧会では障がいのあるアーティストたちが自主制作した色彩豊かなアート作品が展示される。今回注目アーティストの一人、中村皓太は油性ペンで下書きを行いアクリル絵の具で仕上げる独特の技法を駆使し、鮮やかな色彩と豊かな感性で観る者を魅了する。展示作品の販売代金はすべてグループハッピースマイルに寄付され、アーティストたちの次なる創作活動の支援に充てられる。公式イベント特設ページでは展示作品を購入することも可能で、購入した作品は展示終了後に発送される。

主催者とサステナビリティの取り組み

本展を主催する三井不動産ホテルマネジメントは「心に残る滞在」をテーマに全国で34施設を展開する三井ガーデンホテルズを運営。障がいのある方々と地域社会を結びつけ、SDGs（持続可能な開発目標）に掲げられる「不平等をなくそう」「パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献している。また、本展に協力するグループハッピースマイルは、障がいの有無にかかわらず、すべての人が笑顔になれる空間を目指し、アート作品の企画展示や販売を通じた社会的意識の向上に取り組んでいる。

三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド

国立がん研究センター東病院の敷地内に位置するこのホテルは、患者やその家族が安心して過ごせるよう、オストメイト対応のトイレやバイタルデータ管理サービスなど、特別な設備とサービスを提供している。心温まるアート展とともに、訪れる人々に安らぎのひとときを提供する。