混沌、暴走、反逆

tHE GALLERY OMOTESANDOで泉谷しげる個展「サイバーパンク展」が2025年5月16日(金)から6月15日(日)まで開催される。「漫画家になりたかった音楽家」と自認する泉谷は1970年代からサイバーパンクという世界を描いてきた。テクノロジーが人間性を侵食し、システムが個を抑圧するこの時代に、泉谷のアートが放つ「生の叫び」は、かつてないほど強いリアリティを持つ。

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泉谷しげる

1948年5月11日青森県生まれ。3歳より東京都目黒区で育つ。1971年エレックレコードよりフォーク歌手として、アルバム『泉谷しげる登場』でデビュー。1975年吉田拓郎、井上陽水、小室等と『フォーライフレコード』設立。1979年テレビ朝日系ドラマ『戦後最大の誘拐・吉展ちゃん事件』でテレビ大賞及び芸術祭優秀賞を受賞し、俳優としても一躍脚光を浴びる。1980年映画『狂い咲きサンダーロード』この石井聡互監督作品で、泉谷は美術と音楽を担当。ブルーリボン美術デザイン賞を受賞する。1982年石井聡互監督映画『爆裂都市/バーストシティ』で美術監督を担当。演技者として出演もする。役者としてTBS系ドラマ「金曜日の妻たちへ」、CX系「Dr.コトー診療所」、TX系「三匹のおっさん」シリーズなど、数々のヒット作品に出演。ミュージシャンとして、1993年の北海道奥尻島救済ライブ「一人フォークゲリラ」活動を全国で行う。1995年阪神淡路大震災救済支援の為に再び街頭で「フォークゲリラ」を決行し、その年の9月、神戸メリケンパークで、大規模な音楽フェスティバルを行う。2011年東日本大震災救済支援では、大友克洋、浦沢直樹と共に漫画家有志で『マンガサミット』を開催。漫画家の原画チャリティーオークションを行い義援金をiPadなどの物資に換えて直接被災地に送り届ける。2015年より、熊本県阿蘇の地域活性を目的とした『阿蘇ロックフェスティバル』の発起人となりイベントを5回開催した。2022年9月『北九州ロックフェスティバル~with SDGs spirit』の発起人となり2回開催し大成功した。

泉谷しげる個展「サイバーパンク展」開催概要

会期2025年5月16日(金)~6月15日(日)
時間12:00~19:00
会場tHE GALLERY OMOTESANDO
休廊日月火曜日
URLhttps://tinyurl.com/4cyv2825