1990年代からアートを描き続けてきた二人の自閉症アーティストによる回顧展

嬉々‼CREATIVEで自閉症アーティスト「川村紀子・伊賀高史の軌跡」が2025年6月3日(火)から6月27日(金)まで開催される。近年日本では障害のある人々によるアートが注目を集めており、展覧会やアワードなどでその作品を目にする機会が増えている。そうした潮流が生まれる以前の1990年代から、長年にわたりアートをライフワークとして取り組んできた二人の自閉症アーティスト。現在は障害のある人が創造的に活動するアトリエ「嬉々‼CREATIVE(キキ‼クリエイティブ)」に所属している二人の作家の展覧会が、同施設のギャラリーで開催される。adf-web-magazine-noriko-kawamura-takashi-iga-1

本展では川村紀子の鋭い眼差しの「ひと」や「どうぶつ」の作品、伊賀高史による「ねこ」をモチーフにしたクラフト紙の連作など、約300点の代表作を展示。さらに、1990年代から二人と交流のある画家・狼健一郎と福井康仁をスペシャルゲストに迎え、計400点近い作品がギャラリーに並ぶ、圧巻の空間となっている。adf-web-magazine-noriko-kawamura-takashi-iga-13adf-web-magazine-noriko-kawamura-takashi-iga-14

川村紀子 プロフィール

1973年生まれ。嬉々‼CREATIVE所属。色鉛筆で着色された作品は、筆圧の強さからオイルパステルと見間違えるほど。制作初期の1990年代には、あまりの熱量で机の脚が曲がったという逸話も。年代によって紙やモチーフ、色づかいが変化し、近年では旧作をもとにした新作制作にも取り組んでいる。

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©川村 紀子/ 嬉々‼CREATIVE

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©川村 紀子/ 嬉々‼CREATIVE

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©川村 紀子/ 嬉々‼CREATIVE

伊賀高史 プロフィール

1970年生まれ。嬉々‼CREATIVE所属。雑誌を片手にクラフト紙に色鉛筆で描く「ねこ」の連作が代表作。同じ構図の作品を何十枚も描くこともある。猫の背景には水玉で雲や格子が表現される。新聞のカットイラストなどで作品が採用された実績もある。

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©伊賀 高史/ 嬉々‼CREATIVE

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©伊賀 高史/ 嬉々‼CREATIVE

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©伊賀 高史/ 嬉々‼CREATIVE

嬉々‼CREATIVE

2022年設立。障がいのあるアーティストが創造的に働ける場として、約80名のアーティストが所属。作品は企業向けのパッケージやイラストデザインとしても提供されている。ギャラリー&カフェ、アトリエ併設。adf-web-magazine-noriko-kawamura-takashi-iga-9

「川村紀子・伊賀高史の軌跡」/同時開催「ミニミニねこ公募展」開催概要

会期2025年6月3日(火)から6月27日(金)まで
会場嬉々‼CREATIVEギャラリー&カフェ
URL https://www.kikicreative.jp/