2022年度より「フィルムクラフト部門」を新設し全8部門にて作品を募集
ACC(All Japan Confederation of Creativity)はあらゆる領域のクリエイティブを対象としたアワード「2022 62nd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」を開催、2022年6月1日(水)よりエントリーを開始する。応募部門はフィルム部門、フィルムクラフト部門(2022年度新設)、ラジオ&オーディオ広告部門、マーケティング・エフェクティブネス部門、ブランデッド・コミュニケーション部門、デザイン部門、メディアクリエイティブ部門、クリエイティブイノベーション部門の全8部門となっている。
62回目の開催となる本年は、新たに「フィルムクラフト部門」を設置。これまでもフィルム部門審査のクライテリアでクラフト視点を考慮してきたが、部門を独立させフィルムにおけるアイデアを卓越した制作技術によってクオリティ高く実現した作品、より強く人の心に響かせるためのイノベーティブでユニークネスなクラフト力のある作品を評価する場が設られた。ACCは日本のクラフトに関するクリエイティビティをアップデートしていくことに貢献するとともに、多様化するクリエイティビティに関してより一層深化した審査につなげていきたいと考えている。「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」では、より多くの秀逸な作品を顕彰することでさまざまな企業や団体、クリエイターの日頃の取り組みに光を当てると共に、更なる日本のクリエイティビティの発展に貢献することが目的とされている。
「2022 62nd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」概要
エントリー期間
- 前期料金対象期間:2022年6月1日(水)から6月15日(水)23:59まで
- 後期料金対象期間:2022年6月16日(木)から6月30日(木)18:00まで
入賞作品発表
- ショートリスト発表:2022年9月下旬から10月中旬
- 各部門グランプリなど全入賞作品発表:11月上旬
部門構成および参加資格
フィルム部門
- Aカテゴリー(テレビCM、地域テレビCM)
2021年7月1日から2022年6月30日までの間に日本民間放送連盟に加入している放送局において初放送されたCMが対象。 - Bカテゴリー(Online Film)
2021年7月1日から2022年6月30日までの間に、Web上で公開されている映像広告。
フィルムクラフト部門 ※新設
以下のいずれかを満たす動画が対象。
- 2021年7月1日から2022年6月30日までの間に、日本民間放送連盟に加入している放送局において初放送されたCM。
- 2021年7月1日から2022年6月30日までの間に、 Web上で公開されている映像広告。
ラジオ&オーディオ広告部門
- Aカテゴリー(ラジオCM、地域ラジオCM)
2021年7月1日から2022年6月30日までの間に日本民間放送連盟に加入している放送局において初放送されたCMが対象。 - Bカテゴリー(オーディオエグゼキューション)
2021年7月1日から2022年6月30日までの間に日本国内で公開・実施された、音声広告や音声を使用したコンテンツ、エグゼキューション、サービス、プロダクトが対象。
マーケティング・エフェクティブネス部門
2021年7月1日から2022年6月30日の間にテレビCM、ラジオCM、新聞・雑誌、Web、イベント等で展開されたキャンペーン施策。
ブランデッド・コミュニケーション部門
2021年6月1日から2022年6月30日の間にローンチもしくは、リニューアルし展開されたブランデッド・コミュニケーション(広告 / キャンペーン / ブランデッド・コンテンツ)が対象。
- Aカテゴリー(デジタル・エクスペリエンス)
デジタルテクノロジーを活用した表現における卓越したデザインと優れたユーザーエクスペリエンス、クリエイティビティとクラフトマンシップを表彰。 - Bカテゴリー(プロモーション / アクティベーション)
商品やサービスの購入や利用に対して、ターゲットの積極性を促すことができた最も新しくて創造的なアイデアを表彰。 - Cカテゴリー(PR)
社会やコミュニティにおいて新たな合意形成を図ることで、ブランドと生活者の間の信頼関係を築き、生活者の意識や態度を変容させたプロジェクトを表彰。 - Dカテゴリー(ソーシャル・インフルーエンス)
ブランドのために創られた、ソーシャルメディアやデジタル上のコンテンツの優れたクリエイティビティや美しい設計、その拡散力を表彰。
デザイン部門
2021年6月1日から2022年6月30日の間にローンチもしくは、リニューアルし展開されたデザインが対象。
審査対象カテゴリー
- ブランドデザイン分野(ブランディングや広告に関するコミュニケーションのデザイン)
- エクスペリエンスデザイン分野(サービスやUI / UX 、インスタレーションのデザイン)
- ソーシャルデザイン分野(地域や社会の課題解決など、未来に向けてのデザイン)
- プロダクトデザイン分野(プロダクトやパッケージなど製品に関するデザイン)
- スペースデザイン分野(空間や施設、建築など場に関するデザイン)
メディアクリエイティブ部門
2021年6月1日から2022年6月30日の期間に、実施された(放送・出稿等された)メディアのアセットを活用した仕掛けや取り組み。
クリエイティブイノベーション部門
未来を創り出す、世の中を動かす可能性のあるアイデアとテクノロジーとの掛け算で産み出されたプロダクト&サービスとプロトタイプ。
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSについて
「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」はテレビ、ラジオCMの質的向上を目的に1961年より開催する広告アワード「ACC CM FESTIVAL」を前身とし、2017年よりその枠を大きく拡げ、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象としたアワードにリニューアル。名実ともに日本最大級のアワードとして広く認知され、ACCグランプリはクリエイティブにたずさわる人々の大きな目標となっている。
ACCについて
よいCMの制作と放送の実現に寄与することを目的として、1960年に活動を開始。ACCは広告主・広告会社・制作会社・メディアの4業種のメンバーを中心に構成され、業種の枠を超え、グローバルな視点から日本のクリエイティビティの発展に貢献すべく活動している。