館長の鷲田めるろの挨拶と十和田市現代美術館学芸員による街中まで広がるアートの説明も

街を通り全体を一つの美術館として見立て、多様な現代アート作品を展開してきた「Arts Towada」は、2020年に10周年を迎えた。ノットワールドは、その中核を担う青森県にある十和田市現代美術館を舞台としたオンラインツアー「十和田市現代美術館の今を知る旅。」が2021年4月17日(土)に開催され、オンラインツアーでは、館長の鷲田めるろの挨拶、十和田市現代美術館学芸員の説明が行われる。

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十和田市のシンボルロードとして知られる官庁街通りは、省庁再編による国の事務所の統廃合などにより、多くの空地が見られるようになった。その跡地を再活用し開始されたのが、まちを美術館にするプロジェクト「Arts Towada」となる。10年の節目を迎えるにあたり、常設展示作品の解説・新たに書きおろした建築写真を含めたカタログが発売。ツアー当日は、学芸員によるガイドや、また送付されるハッピーバッグには十和田市現代美術館限定の厳選アイテムを封入し、スペシャルアイテムも用意される。

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十和田市現代美術館館長 鷲田めるろ プロフィール

1973年京都市生まれ。東京大学にて西洋美術史を学ぶ。金沢21世紀美術館を経て、2020年より現職。第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーター(2017)、あいちトリエンナーレ2019キュレーター。著書に『キュレーターズノート二〇〇七ー二〇二〇』(美学出版)。『すばる』『ひととき』『デーリー東北』などに連載。

十和田市現代美術館オンラインツアー概要

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参加費3,800円~ ※送料込
場所オンライン(ZOOM)
日程2021年4月17日(土) 09時30分~11時00分 (約90分間)
特典A~Eセットより選択