建築とホスピタリティが融合したアーバンリゾートが世界的評価を獲得

東京エディション虎ノ門が、「The World’s 50 Best Hotels 2025」において第45位に選出された。EDITIONブランドとしては初のランクインとなり、世界的な評価を受けた快挙となる。東京エディション虎ノ門は2020年に開業し、隈研吾、イアン・シュレーガー、マリオット・インターナショナル、森トラストによるコラボレーションによって誕生した。東京ワールドゲートの高層階（31〜36階）を拠点に、東京タワーをはじめとするダイナミックな都市の景観を楽しめるアーバンリゾートとして設計されている。

Lobby Bar（ロビー バー）

館内にはウォールナットやオーク、大理石、ブロンズ、トラバーチン、シルク、ガラスといった高品質な天然素材がふんだんに使われている。日本の伝統的な大和張りや豊かな植栽との調和が、洗練された空間美を形づくり、静かに日本文化を讃えるデザインとなっている。レストランとバーも充実しており、ミシュラン星付きシェフのトム・エイキンズによる「The Jade Room + Garden Terrace」、個性あふれる「The Blue Room」、デザイン性の高い「Gold Bar at EDITION」、植物に包まれた空間が特徴の「Lobby Bar」など、多様な食とドリンクの体験が可能だ。また、スパ「The Spa at The Tokyo EDITION, Toranomon」では、先端のトリートメントとプロダクトを用いた美容とウェルネスが体験できる。

Gold Bar at EDITION（ゴールド バー アット エディション）

The Jade Room + Garden Terrace（ジェイド ルーム ＋ ガーデン テラス）

今回のランキングは、世界中の800名を超えるホスピタリティ業界の専門家による投票をもとに選出される国際的なアワードであり、その中での受賞は、日本のホテルとしての新たな存在感を世界に示すものとなった。今回の受賞は、建築・デザイン・食・ホスピタリティの融合によって、ホテルそのものが「目的地」として成立し、かつ東京の文化を世界とつなぐハブとなる東京エディションの姿勢を改めて裏付ける結果となった。

Tower Suite (タワースイート)

「The World’s 50 Best Hotels」

「The World’s 50 Best Restaurants」「The World’s 50 Best Bars」に続く形で、2023年にスタートした国際的なホテル格付け。ホテル業界に精通した800名以上の独立した専門家によって構成される「The World’s 50 Best Hotels Academy」の投票により選出される。受賞イベントは、世界中のホテル経営者やメディア、旅行・飲食業界のトップランナーが集う国際的プラットフォームとして開催されている。

エディションホテル

エディションホテルは、イアン・シュレーガーとマリオット・インターナショナルによって創設されたライフスタイル型ラグジュアリーブランド。各ホテルはその土地の文化や時代性を反映しつつ、ユニークな空間と体験を提供している。現在、東京虎ノ門、東京銀座、ニューヨーク、ロンドン、マイアミ、ローマ、シンガポールなど世界21都市で展開している。