豪華講師陣から作品性・国際性・ビジネス性を学ぶ
経済産業省の令和6年度補正予算「クリエイター・エンタメスタートアップ創出事業費補助金(アート分野)」を活用した、アート領域でのクリエイター・エンタメスタートアップ創出プログラム「ART X JAPAN CONTEXT(アート バイ)」。本プロジェクトに参加するアーティスト・チームが決定され、支援プログラムの1つとして、世界に通用するクリエイター・スタートアップ創出を目的に、アート、クリエイティブ、デザインなど多分野のトッププレイヤーから「作品性・国際性・ビジネス性」の3点を学ぶレクチャーが予定されている。
全レクチャー8回のうち、2回は一般にも公開される。専用ページからの事前の申し込みで観覧が可能。また、一部レクチャーの様子は公式サイトにアーカイブされる予定。
講師陣およびレクチャー一覧
- 小山登美夫
海外で通用するアーティストになるための心構え - 中村寛
文化背景の異なる相手を対象としたリサーチ、アートの届け方、読まれ方 - 山下有佳子(一般公開レクチャー:9月24日)
国際的なアートシーン・マーケットの動向と需要
※観覧申し込みはこちらから - 片岡真実(一般公開レクチャー:9月24日)
アートと社会:国際的テーマへのアプローチ
※観覧申し込みはこちらから - 小川秀明
世界のアート潮流と今のアートの役割 - 盛岡笑奈(一般公開レクチャー:11月6日)
LVMH メティエ ダールにおける日本の伝統技術との取り組み - 秋元雄史(一般公開レクチャー:11月6日)
世界のアートシーンにおける日本の文化・文脈がもつ可能性 - 服部今日子
日本のアート市場の現状とその大きな可能性
講師陣プロフィール
小山登美夫
小山登美夫ギャラリー株式会社代表取締役、一般社団法人日本現代美術商協会副理事、アートアワード東京丸の内審査員。1963年東京生まれ。1987年東京芸術大学芸術学科卒業。1996年に小山登美夫ギャラリーをオープン。現在、東京の京橋、六本木、天王洲の3ヶ所にギャラリーを持ち、国内外のアーティストの展示販売をする。香港、ニューヨーク、パリ、ソウル、台北などのアートフェアにも参加。
中村寛
文化人類学者、デザイン人類学者、多摩美術大学リベラルアーツセンター/大学院教授、アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表。「周縁」における暴力、社会的痛苦、反暴力の文化表現、脱暴力のソーシャル・デザインなどの研究テーマに取り組む一方、人類学に基づくデザインファーム《アトリエ・アンソロポロジー》を立ちあげ、様々な企業、デザイナー、経営者と社会実装を行う。KESIKI Inc.にてmateとしてInsight Designを担当。グッドデザイン賞外部クリティーク。グッドデザイン賞フォーカスイシュー・リサーチャー。多摩美術大学サーキュラー・オフィスのプロジェクト・リード、デザイン人類学部門・リード。
山下有佳子
アートプロデューサー、「Art Collaboration Kyoto」 フェア・ディレクター。1988年に京都で茶道具商を営む家庭に生まれる。慶應義塾大学卒業後、ロンドンのサザビーズ・インスティチュート・オブ・アートにてアートビジネス修士課程を修了。サザビーズジャパンにて現代美術を担当したのち、2017年GINZA SIX内のギャラリー「THE CLUB」のマネージングディレクターに就任。2022年より「Art Collaboration Kyoto」フェアディレクター、京都市成長戦略推進アドバイザー(アート市場活性化担当)に就任。
片岡真実
森美術館館長。2023年度より国立アートリサーチセンター長、2025年度より京都芸術大学ICA京都所長を兼務。第9回光州ビエンナーレ共同芸術監督(2012年)、第21回シドニー・ビエンナーレ芸術監督(2018年)、国際芸術祭「あいち2022」芸術監督(2022年)を歴任。CIMAM(国際美術館会議)では2014~2022年に理事(2020~2022年に会長)。
小川秀明
アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ 共同代表/アーティスティックディレクター。東京生まれ。2007年からオーストリア・リンツ市を拠点に活動。アートとテクノロジーの世界的文化機関で知られるアルスエレクトロニカで、アーティスト、キュレーター、アート・シンキングの主任研究員として活躍。現在は同機関の研究開発部門アルスエレクトロニカ・フューチャーラボのアーティスティック・ディレクターを務める。札幌国際芸術祭2027のアーティスティック・ディレクター、Civic Creative Base Tokyoのクリエイティブ・ディレクター兼任。イノベーションプロジェクトなど、領域横断型の国際プロジェクトを数多く手掛けている。
盛岡笑奈
LVMH メティエ ダール ジャパン ディレクター。2011年ラグジュアリー業界を牽引するLVMHグループに入社。以降、ウォッチ・ジュエリー部、本社勤務を通じマーケティングや経営戦略の経験を重ね、2022年より卓越した職人のノウハウの継承と発展を掲げるLVMHメティエ ダールの日本支部の設立と共にディレクターに就任。工芸から工業にわたり、日本の優れたものづくりの潜在力を発揮し、伝統と革新の対話を通じ、卓越したクラフトマンシップの活性化と職人に対する持続性のある事業の開拓と展開を志す。
秋元雄史
GO FOR KOGEIアーティステック・ディレクター、東京藝術大学名誉教授。1955年東京生まれ。東京藝術大学美術学部卒業。1991年から直島のアートプロジェクトに携わる。地中美術館館長(2004–2006年)をはじめ金沢21世紀美術館館長(2007–2017年)、東京藝術大学大学美術館館長・教授(2015–2021年)、練馬区立美術館館長(2017–2023年)を歴任し、2021年から「GO FOR KOGEI」の総合監修・キュレーターを務める。
服部今日子
ペース・ギャラリー 副社⻑。2016年にフィリップス東京オフィスの立ち上げに参画、日本代表として日本市場の確立を牽引し、数々の重要作品の取引を成功に導き、同社の成長に貢献。現在はペースギャラリー東京の代表として新ギャラリーの立ち上げを主導し、日本のアートシーンのさらなる発展に尽力。FWDグループの社外取締役を務めるほか、宅地建物取引士(宅建)の資格も保有し、アートとビジネス双方に精通する多角的な視点で活動を展開している。
ART X JAPAN CONTEXT
日本人アーティストが海外市場で評価されるアート表現には、メディアアートやインスタレーションなど様々なフォーマットに共通して、「海外からの評価につながる日本らしさ」とその「多重な文化・文脈」への理解が必要だと考えのもと、企業や地域産業が有する文化的資源(プロダクト・技術・知恵・場所等)とかけ合わせて制作したアート作品等を通じて、海外市場において評価されるアーティストを核としたチーム・企業・団体の創出を目的に企画された。本事業では、アート表現に関する教育・メンタリングに加え、クリエイティブ、デザイン、ビジネスなど多分野のトッププレイヤーから「海外からの評価につながる日本らしさ」とその「多重な文化・文脈」を学ぶコンテンツを提供することで、海外市場での需要を創出するアートの制作を支援し、世界に通用するアーティスト・スタートアップの創出を目指している。

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