異なる尺度で未来の時間に音を配置する
東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科に在籍する4名、高橋侑大、五十嵐千紘、島津優理、森内慎之助によるグループ展「Heteroscheme(ヘテロスキーム)」が、北千住のsoco1010で2026年5月8日(金)から5月31日(日)まで開催される。現代音楽/パフォーマンスを中心として活動する高橋、クラブシーンでパフォーマンスVJとしても活動する五十嵐、インディペンデントなゲーム作品を制作/発表する島津、レコーディングエンジニア/作曲家として活動する森内。音/音楽/音楽環境を中心にそれぞれの領域で活動を続けている4人が、それらを取り巻く環境や制度、その認知のしかたなどに焦点を当てながら考える展示となる。「Heteroscheme」とは、音を扱いながらも 異なる領域で活動する4名が「異なる尺度で未来の時間に音を配置すること」を束ねるために生み出した造語。
会期初日の5月8日には作家全員が在廊予定。また、最終日の5月31日には、アーティスト/音楽家の涌井智仁をゲストに招くトークイベントが17:00より開催される。
五十嵐千紘
東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科在籍。メディアが高度に発達した現代で、装置を利用する身体の運用への興味を元に、映像、インスタレーション、パフォーマンスなど様々なメディアで作品を制作。舞台の裏方としての経験を起点に、「黒子」として介入する立場から、人間中心の配置に回収されない形で、モノおよび環境が自立して立ち上がるためのアクションをいかに仕掛けられるかを探究している。
現在はクラブやギャラリーなど劇場外の場でDIY的に制作発表を行い、VJとしても活動中。
島津優理
東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科在籍。プログラミングや電子工作(Python、Arduino、Max/MSPなど)を用い、音と事象の結びつきを探求するメディアアートやゲームの制作を行う。これまでに、音の鳴るキューブを用いたパズルゲームやセンサーとカメラを使用したワイヤレスの大縄跳びゲームなど、鑑賞者の行為を媒介とするインタラクティブな作品を発表している。
高橋侑大
2004年愛知県出身。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科4年次在籍。現代音楽の分野での器楽曲やミクスト音楽、シアターピース、マルチメディアパフォーマンスの創作をベースとしながら、映像作品の制作も行なっている。近作では、楽器を演奏するという行為を別の文脈と接続して異化することをテーマとしている。
森内慎之助
2003年千葉県出身。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科在籍。音と物質性、人の意識との関係に興味を持ち、様々なものを音によって再構築して制作を行う。
また、作編曲・立体音響・レコーディング・ミキシング・サウンドインスタレーション・サウンドデザインなどの制作を行っている。
「Heteroscheme」開催概要
| 会期 | 2026年5月8日(金)~5月31日(日) |
| 時間 | 13:00~19:00 |
| 会場 | soco1010 |
| URL | https://heteroscheme.com/ |

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