第2回 Rising Filmmakers Project
国立映画アーカイブは、2020年2月14日(金)と2月15日(土)の両日に日本映画の若い才能を持った映画監督を紹介することを目的とした企画「第2回 Rising Filmmakers Project 次世代を拓く日本映画の才能を探して」を開催する。「Rising Filmmakers Project 次世代を拓く日本映画の才能を探して」は 2018年から始まった若手クリエーターの育成、支援を目的とした教育普及事業。今回、若手監督を発掘し続けてきた国内5つの映画祭のコンペティション受賞及び推薦作品を上映する。また各作品の上映後に、映画監督と対談を行うトークイベントのゲストが決まった。上映される映画監督は森田和樹、葉名恒星、磯部鉄平、芳賀俊・鈴木祥、中尾広道。また、2月15日(土)16:50からは、5作品の映画監督が一堂に集い、今後の活動や質疑応答を含むトークイベントが開催される。
Rising Filmmakers Projectトークゲスト
(1)『されど青春の端くれ』2月14日(金)14:00-15:40
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 オフシアター・コンペティション部門 グランプリ、シネガー・アワード
森田和樹監督×入江悠(映画監督)
入江悠: 主な監督作に『SR サイタマノラッパー』(2008)、『ジョーカー・ゲーム』(2015)、『ビジランテ』(2017)、最新作『AI崩壊』(2019)など
(2)『愛うつつ』2月14日(金)16:45-18:25
カナザワ映画祭 期待の新人監督 入選
葉名恒星監督×足立紳(脚本家・映画監督)
足立紳:『百円の恋』(2014)、『こどもしょくどう』(2018)などで脚本を担当。監督作に『14の夜』(2016)、『喜劇 愛妻物語』(2020)
(3)『ミは未来のミ』2月14日(金)19:25-20:55
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 SKIPシティアワード
磯部鉄平監督×犬童一心(映画監督)
犬童一心: 主な監督作に『ジョゼと虎と魚たち』(2003)、『グーグーだって猫である』(2008)、『最高の人生の見つけ方』(2019)など。
(4)『おろかもの』2月15日(土)11:40-13:50
田辺・弁慶映画祭 コンペティション部門 弁慶グランプリ、キネマイスター賞、観客賞、俳優賞
芳賀俊監督・鈴木祥監督×沖田修一(映画監督)
沖田修一: 主な監督作に『南極料理人』(2009)、『キツツキと雨』(2011)、『横道世之介』(2012)、『モリのいる場所』(2018)など。
(5)『おばけ』2月15日(土)15:10-16:45
ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード グランプリ
中尾広道監督×犬童一心(映画監督)
国立映画アーカイブについて
映画の保存・研究・公開を通して映画文化の振興をはかる、日本で唯一の国立映画専門機関。2018年4月に東京国立近代美術館フィルムセンターが改組し、独立行政法人国立美術館の6番目の国立美術館として設立された。