コンセプトは「イノベーションを続ける日本橋のクラフト」

「Tokyo Creative Salon Nihonbashi 2025（TCS日本橋）」が3月13日（木）から2025年3月30日（日）まで開催される。本イベントは日本最大級のファッションとデザインの祭典「Tokyo Creative Salon 2025」の一環で、日本橋エリアで“Nihonbashi Open Craft”をコンセプトに、数多くのクラフト（手工芸）が集まり現存する日本橋で、その価値を生み出す現場にフォーカスしたコンテンツが展開される。

日本橋は様々なクラフト（手工芸）が集まり、時代や人の生活様式に合わせて進化を促してきたクリエイティビティ溢れるイノベーションの中心地。TCS日本橋では、日本橋に根付く数多くのクラフトに焦点を当て、普段は見ることのできないクラフトの裏側を垣間見ることによって日本橋の価値を再認識できる、回遊型の体験イベントとなる。

イベントの入り口となる拠点会場「Open Craft Park」が日本橋三井タワー1Fアトリウムに展開され、メイン展示となるインスタレーションを設置するほか、その他会場でも展示やワークショップなどが行われる。

キービジュアルはアートディレクター・グラフィックデザイナーの木住野彰悟が手がけた。

コンテンツ例

Open Craft Parkメイン展示「日本橋・こいのぼりなう！」

『須藤玲子：NUNOの布づくり』展示風景　水戸芸術館現代美術ギャラリー 2024年　Photo. Masayuki Hayashi

『こいのぼり』展示風景　フランス国立ギメ東洋美術館（パリ）2014年　Photo. Studio Adrien Gardère

テキスタイルデザイナー 須藤玲子×デザイナー アドリアン・ガルデール×クリエイティブディレクター 齋藤精一が手がける、こいのぼりをテーマにしたインスタレーション。2008年米国ワシントンDCで初披露された本インスタレーションに、日本橋界隈の企業とのコラボレーションによる、日本橋ならではのモチーフや素材を使用したこいのぼりを11点追加。日本橋に約50点のこいのぼりが泳ぐ姿を披露する。

日本橋のクラフトを様々な手法で紹介「Open Craft Gallery」

展示品の例

展示品の例

回遊先となる店舗を様々なアプローチで紹介。実際に店舗へ足を運べるよう、マップの掲出や店舗を紹介するカードの設置、また、休日にはオリジナルのガイドツアーも予定している。