「都市の景観を考える」シンポジウムがオンライン開催
Japan Heritageによる日本の都市景観を考えるシンポジウム「都市の景観を考える」が東京・丸の内と東京海上ビルを題材にオンラインで2021年11月20日(土)16時より開催される。本シンポジウムでは、都市の景観をテーマとして議論を行い、題材として丸の内と、現在建替えが検討されているモダニズム建築家・前川國男の代表的建築物であるとともに、1960年代の「景観論争」の契機となり、現在の丸の内を象徴する建物である東京海上ビル(東京海上日動ビル)を取り上げる。
市民的活動と建築物の相互作用により形成される都市の景観のあり方は社会そのものの縮図である側面を有す。東京駅と皇居を結ぶ行幸通りを中心に有名企業の本社・本店が立ち並ぶ東京・丸の内は明治期以降の日本を象徴する地域の一つだ。この丸の内の景観は様々な議論の対象となってきたが、議論が生じた時期はいずれも時代の転換期と重なる。社会が大きな転換点にあり、将来に向けての選択を迫られている時期に、東京海上ビルの建替えが検討されていることは偶然ではないと思われる。
オンライン シンポジウム「都市の景観を考える」概要
開催日時 | 2021年11月20日(土)16時~18時 |
開催方法 | Zoomウェブナー |
登壇者 | 基調講演:橋本功(前川建築設計事務所代表取締役) 講演:香山壽夫(東京大学名誉教授、香山建築研究所会長)/松橋達矢(日本大学文理学部教授)/尾谷恒治(早稲田リーガルコモンズ法律事務所パートナー弁護士) |
参加申込み | 公式ウェブサイトから |