現代アーティストとビジネスパーソンの出会いを橋渡し

企業のプレスルームの壁面をアーティストに提供するアーティスト支援プログラム「ART IN THE OFFICE(AIO)」(主催:マネックスグループ)が平面作品案の募集を開始した。締め切りは3月12日(水)。AIOは今年で第18回目を迎える、現代アートの分野で活動する新進気鋭のアーティストをサポートする公募プログラムで、受賞者には総額100万円が授与(賞金・制作費補助含)されるほか、キュレーターやギャラリスト等の審査員によるメンタリングも行われる。これまでの受賞作家たちは、「shiseido art egg賞」「アートアワードトーキョー丸の内」「TOKYO MIDTOWN AWARD」などの受賞や、「VOCA展」をはじめ国内外の美術館やギャラリーで発表するなど、現在も第一線で活躍を続けている。

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ART IN THE OFFICE 2025

概要

スケジュール
  • 応募エントリー:2025年2月13日(木)〜3月12日(水)1:00PM
  • 書類提出:2025年2月13日(木)〜4月9日(水)1:00PM 
  • 審査会:2025年 5月(予定)
  • 受賞者発表:2025年 6月中旬(予定)
    滞在制作・作品設置:2025年7月3日(木)〜7月9日(水)
    イベント:2025年10月(予定)
審査員
  • 熊倉 晴子(インディペンデント・キュレーター / ライター)
  • 塩見 有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト] ディレクター)
  • 南塚 真史(NANZUKA代表)
  • 福島 良典(LayerX代表取締役CEO)
  • 松本 大(マネックスグループ株式会社 代表執行役会長)

その他、応募に関する詳細は公式サイトで確認できる。

特徴

社会貢献活動と社員啓発活動の先駆け

企業が新進気鋭のアーティストの支援をオフィスを舞台に行う先駆けとして、ビジネス界からの注目も高く、AIOをヒントにした企業のアート・プロジェクトなど活動の輪は広がりを見せている。2012年にプログラムの創造性の高さが評価され、「2012年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。

年齢や活動歴を問わない、アーティストに開かれた公募プログラム

「現代アートの分野で活動するアーティスト」であれば、誰でも応募が可能。プレスルームの特徴である「湾曲した」壁面に展示する作品プランの提案や、オフィスといういつもと環境が異なる場所での制作など、アーティストにとっては、表現の領域を広げるチャンス。社員にとっては、社内で創作の現場を目にする機会でもあり、普段は接点の少ないアーティストとの交流の場にもなっている。

審査員はビジネス界・アート界の第一線で活躍するエキスパートたち

これまでの審査員は、学芸員やギャラリストなどアートの専門家だけでなく、ミュージシャンや小説家、タレント、実業家など様々な分野で活躍しているエキスパートを招き、意見交換を通して受賞者を選出。多様な専門性をもつ審査員によって、新たな視点での選考を可能にしている。

社員を対象とする交流イベントで、自身や仲間、会社に対する新たな気づきと変化を

アーティストの思想や表現に触れ、既存の枠組みにとらわれない価値観や考え方を共有する社員との交流イベントを実施。アーティストや社員の双方にとっての新たな気づきや、社員同士のコミュニケーション促進の場としても効果をもたらしている。社員とアーティストの交流の結果、作品購入に繋がったこともあり、アートを目にする日常が社員に変化を与えることもある。

近年の受賞作品

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植松 美月《雨だれにひそむ、》(2024)

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Liisa《Liminal space》(2023)

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平松 可南子《内側から見た噴水|Fountain Seen from the Inside》(2022)

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中田 有美《Near and Far(IN THE OFFICE)》(2021)

第18回ART IN THE OFFICE

応募期間2025年2月13日(木)〜3月12日(水)
URLhttps://tinyurl.com/mr36266w