「ご当地フォント」累計959種のデータを公開
シブヤフォントは2025年4月28日、東急プラザ原宿ハラカド7F「シブヤフォントラボ」で、第3回「全国ご当地フォント発表会 produced by SHIBUYA FONT」を開催した。今回の発表会では、2024年度の新たな「ご当地フォント」チームとして、「仙台ふぉんと」「イチカワフォント」「江東フォント」「世田谷フォント」「日の出フォント」「やまぐちふぉんと」の6チームが登場し、障がいのある人とデザイナーによる制作ストーリーを紹介した。
さらに、伊藤園、FUKU・WARAI、ヨコハマフォントが特別ゲストとして登壇し、自動販売機やアートレンタルでのフォント活用事例、全国チームをつなぐ運営委員会の立ち上げについても発表された。
ご当地フォントが959種に拡大
2025年4月時点でご当地フォントのデータは全国22チーム、総数959種に達した。新たに公開されたデータには、「仙台ふぉんと」(5種)、「イチカワフォント」(8種)、「江東フォント」(15種)、「世田谷フォント」(15種)、「日の出フォント」(7種)、「やまぐちふぉんと」(11種)が含まれる。さらに、「ヨコハマフォント」「京都ふぉんと」「なにわふぉんと」「とやまふぉんと」「山陰フォント」の各チームからも新データが追加公開された。ご当地フォントは障がいのある人、デザイナー、福祉施設が共創したフォントやパターンを公開し、無料フォントによる広がりと、有料パターンによる福祉への報酬還元を行うソーシャルプロジェクトとして運営されている。今後も毎年新たなチームを募集し、ネットワークを拡大する予定。
「ショウガイはへんしんできる。」電子書籍と報告会も実施
シブヤフォントとご当地フォントに関わる障がいのある人、デザイナー、企業、学生、ボランティアなど4,636名の声をもとにした電子書籍「ショウガイはへんしんできる。4,500人以上の声から創り上げたストーリー」発行した。本書は日本財団の助成事業の一環として制作され、期間限定で無料公開している。
電子書籍は印刷会社、デザイナー、企業経営者、福祉施設職員、アーティストとその家族など、多様な視点からの変化や気づきを物語形式で紹介。シブヤフォント、ご当地フォントが目指す共生社会の姿を広く伝える内容となっている。あわせて2025年4月29日には調査結果の報告と関係者によるトークプログラムを含む報告会を開催。行政、企業、福祉現場、デザイナー、アーティストなど様々な立場からプロジェクトの意義や今後の展望が語られた。

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