伝統工芸「紀州桐箪笥」の匠によるモダンでサステナブルなプロダクトブランド「SAMA」
世界で活躍する紀州桐箪笥の匠 東福太郎が、自身が代表を務める「家具のあづま」より、新しい概念のサステナブルなブランド「SAMA」をリリースした。ブランドのローンチに合わせてオンラインストアをオープンし、プロダクトの販売を開始する。
着物を収納するために生まれた「桐箪笥」が最も発展した江戸時代。当時、着物は愛着を持って世代を超えて受け継がれる最先端のファッションだった。「SAMA」は現代人のニーズに合わせて、多様性のあるファッションを護る桐箪笥として生まれました。SAMAでは、「ファッションという生き様を護る」をコンセプトに、現代の最先端のファッションに合った桐箪笥を、優秀なクリエイターたちとデザイン・開発した。桐箪笥は傷んでも「洗い替え」という手法でお直しをし続けることで、親から子供へ、孫へと受け継がれていくことができる、これからの時代に必要なサステナブルなプロダクトである。
オンラインストアではフラッグシップモデルとなる「SAMA 01 -type S-」を販売開始。カスタマイズにも対応しており、11種類あるパーツカラーを自由に組み合わせて自分だけのオリジナルモデルを作ることができる。今後、ユーザーのニーズに合わせたさまざまな組み合わせのモデルを発表する予定。
私は、私の生き様が好きだ。
だから、護りたい。
ファッションとは生き様だとするならば、現代人の多様な生き様に寄り添える収納が必要だ。
それは、愛着のある洋服や靴やカバンを護ることで、地球も家族も心も護ることのできる、新しい桐箪笥だ。
SAMAは、護ることで、現代ファッションの希望となる。
東福太郎 について
明治24年創業「家具のあづま」の5代目、紀州桐箪笥の伝統工芸士。1981年和歌山県の桐の材木屋に生まれる。京都伝統工芸専門学校にて、京の名工、内藤邦夫・内藤政一に師事し京指 物を学ぶ。日本中の匠の下へ出向き指物や漆芸や宮大工などの伝統技術を学ぶ。LEXUS NEW TAKUMI PROJECT2017では、桐のビアグラス「鳳凰」を発表し、小山薫堂氏推薦の注目の匠に選出。また、国内外の多くの展示会で精力的に作品を発表し、テレビ番組や大手グローバルブランドとのコラボなどで桐のアート作品を発表するなど、伝統工芸の枠にとどまらず様々なシーンで活躍している。2022年3月、妻ちあきは女性初の紀州箪笥伝統工芸士に認定。