ポスターと家具がつくる住まいの空間
東京建物が、ポスターと家具のデザインが織りなす空間企画展「POSTERS × FURNITURES」をBAG-Brillia Art Gallery-で2024年2月9日(金)から3月31日(日)まで開催する。東京建物のマンションブランドBrilliaから生まれた「住まいと暮らしの共創プロジェクト」bloomoi(ブルーモワ)との連携企画として、住む、暮らす、過ごす空間に「ポスター」と「家具(ファニチャー)」という二つのデザインが対等に交差する魅力を探る。
住まいの壁に何を飾るか、どんな家具を置くかの相互作用がインテリアを形成しその人のライフスタイルを反映するという考えの下、“壁とともにあるもの”としてポスターをテーマとした。本展では「ポスターから家具を選ぶ」こと、「家具からポスターを選ぶ」ことの双方の視点により空間を構成していく。東京建物と一体となりbloomoiを推進してきたクリエイティブユニット・KIGI(キギ)が中心となって企画。
展示されるポスターは、日本を代表するグラフィックデザイナーやアーティストの作品を取り扱うECサイト「POSTERS」の協力により選ばれた。これらは会期中ギャラリーでのオーダー、またはPOSTERSのECサイトからの購入が可能となっている。展示される家具についてはグラフィックデザインとの親和性が高い、ドイツのTECTA(テクタ)社のものを中心に同社の国内総代理店であるACTUS社の協力により選ばれた。
展示に加え、本展のディレクションを担当するクリエイティブユニット・KIGIの植原亮輔と渡邉良重が、ゲストにACTUSのブランドディレクター大重亨を迎えてグラフィックデザインとインテリアデザインの視点からポスターやファニチャーについてトークショーを開催予定。(詳細は後日BAG公式サイトで告知)
展示内容
展示スペース「+1」:「惹き合うポスターと家具」
ドイツ・TECTAブランドを中心とした家具と、ポスターによる空間構成が生み出す相乗効果をどのように観せるかに焦点を当てた。
展示スペース「+2」:「日本の名作ポスター大集合」
壁面一杯にPOSTERSから出力したポスターを約200点掲出。ポスター作品はECサイトPOSTERSから購入可能。また各ポスターに加えて出展作家に関連したグッズも多数販売する。
ポスター作家
青木克憲 / 浅葉克己 / 井上嗣也 / 植原亮輔 / 大原大次郎 / 岡室健 / 葛西薫 / 菊地敦己 / 木住野彰悟 / 髙田唯 / 田中良治 / 仲條正義 / 中村至男 / 服部一成 / 矢入幸一 / 吉田ユニ / 渡邉良重 / ワビサビ
bloomoi
東京建物のマンションブランドBrilliaから生まれた住まいと暮らしの共創プロジェクトとして、2012年より活動をスタート。多様な人々の声を聞き、複眼的な視点から私らしさを大切にした商品企画とサービスを提供している。
POSTERS
「グラフィックデザイナーが作り上げた名作のポスターを、部屋に飾り、暮らしの中に取り入れること」をコンセプトに、2022年からスタートしたオンライン販売サイト。日本を代表するグラフィックデザイナーの作品を多数取り扱う。丹念に作り上げられたポスターの発表機会が激減する状況の中で、部屋を飾る一枚のポスターが作る心地よさや、安らぎ、ポジティブな気分の体験価値をもたらすことを目指す。
ACTUS
1969年創業。日本の暮らしの質的向上を目指し、ヨーロッパを中心とした家具、テキスタイル、インテリア小物の輸入販売を事業の中心におくライフスタイルブランド。全国に33店舗の直営店を運営。本展の中心となる家具ブランドTECTAの日本総代理店。TECTAは、バウハウスの名作家具を復刻するなど、バウハウスのデザイン哲学を継承するブランド。
BAG-Brillia Art Gallery-
2021年10月に東京都中央区京橋にオープンした、東京建物のアートギャラリー。「+1」「+2」という2つの展示スペースで構成されている。アートがもつ「空間を洗練させる力」に注目し、さまざまな視点から、日々の暮らしを彩る一つの体験となる企画を考案していく。
「POSTERS × FURNITURES」開催概要
会期 | 2024年2月9日(金)~3月31日(日) |
時間 | 11:00~19:00(休館日:月曜日)※祝日月曜の2月12日は開館し、翌2月13日は休館 |
会場 | BAG-Brillia Art Gallery- |
料金 | 無料 |
主催 | 東京建物、Brillia bloomoi |
URL | https://www.brillia-art.com/bag/ |