デザイン思考で創る次世代のペルソナ「多次元ペルソナ®」をmtc.が開発
マーケティングコンサルティングを主な事業とするmtc.は、プロジェクト進行の際に顧客像を共有するために用いられるペルソナの新しい表現方法として、専門家による調査分析を用いて顧客の深層心理を追求する「多次元ペルソナ®︎」を開発し、商標登録した。徹底したファクトベースでサポートすることで、従来よりも鮮明に顧客の深層心理を明らかにすることが可能になる。
一般的なペルソナはあくまで「売る側」の視点でつくられており、自社が仮説をたてて想像で生成した存在である。「多次元ペルソナ®︎」は顧客を中心に考え、顧客像を徹底的にクリアにすることで、実在するユーザーが本当に求めている情報を施策として届けることを目的としている。
「多次元ペルソナ®」の特徴
年齢や居住地などの表面化しているプロフィールだけではなく、「その人がどのような気持ちや考え方を持っていて、どのようなきっかけで気持ちが動いて行動を起こすのか」が重要である。表面化しているもの、表面化していない裏側、そしてその裏側の「さらに裏」に潜む気持ちや考え方までに目を向けるために、ターゲットを段階的に掘り下げていったものが「多次元ペルソナ®︎」である。
専門家による適切な調査
「多次元ペルソナ®︎」の制作にあたっては、専門の資格を持ったmtc.のリサーチャーが適切に行う(NPO法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)認定 人間中心設計スペシャリスト資格)。調査設計から分析までをプロが行うことによって、歪みがなく精度の高いペルソナを作成することが可能となる。
施策に落とし込むところまでを見据えた「使える」ペルソナ
作って終わり、ということがないように戦略の策定や施策に落とし込むところまでを見据えたペルソナを作成。プロジェクトメンバー内のユーザー像をすり合わせるための、ワークショップを開催することも可能。
多次元であること
これまで制作してきた「多次元ペルソナ®︎」は、全て形状が異なる。人間の深層心理は平面で捉えることはできず、見つめる角度によって写り方が変わることから多次元と名付けた。ペルソナを表現するのに最も相応しい形を制作する。
一般的なペルソナとの違い
「多次元ペルソナ®︎」では、一般的なペルソナで行われる、詳細なプロフィール作成はしない。顧客を深く理解するために必要なのはプロフィール情報や表層の感情ではなく、表面では言い表せていない本質の気持ちを明らかにすることだと考えているからだ。そして、顧客像をクリアにした上でユーザーが求めている情報を施策として届けることを目的としている。