世界最大の建築プロダクトアワード「Architizer A+プロダクトアワード2021」が募集を開始
世界最大の建築オンラインプラットフォームのArchitizerは、建築家による建築家のための唯一の建築プロダクトアワード「A+プロダクトアワード2021」の募集を、2021年5月10日より開始。応募締切は2021年8月13日までとなる。
Architzerが主催する世界最大級の建築アワードA+Awardsは、「建築アワード」「プロダクトアワード」「ファームアワード」の3つで構成されている。プロダクトアワードは、素晴らしい建築に欠かせないあらゆるプロダクトや素材を対象にしたアワード。日々我々を取り巻く空間を構築する業界のリーダーを含む、建築家やインテリアデザイナー、200名以上が審査に参加する。昨年のプロダクトアワードには、500を超える多種多様なエントリーが世界中からあった。
多くのメーカーがこのアワードに参加することで、建築家の目に留まるような新製品開発へのモチベーションを加速させるだけでなく、世界規模で製品デザインの進化、ひいては建築の進化を促すことができる。
Studio O+A、Primo Orpilla
建築物は、最先端の素材と時の試練を耐え抜いた製品のふたつに依拠すると考え、A+プロダクトアワード2021はこのふたつを顕彰する。関連する新しいカテゴリーを加え、世界のトップ100の建築事務所から審査員を招き、今年のA+プロダクトアワードは、今日の建築にインパクトを与える最先端のアプローチ、マテリアル、技術をハイライトする。
200名を超える審査委員は、今現在我々が住む世界を形作っている業界のリーダー、また人気の大手建築設計事務所に所属し、デザインに精通したプロフェッショナルによって構成されている。ビャルケ・インゲルス・グループ(Bjarke Ingels Group)、ゲンスラー(Gensler)、HDR、フォスター&パートナーズ(Foster & Partners)、Perkins+Will、ロックウェル・グループ(Rockwell Group)、スキッドモア(Skidmore)、 Owings & Merrill (SOM)など、名だたる建築設計事務所の協力を得て、A+プロダクトアワードは、新興ブランドが世界トップブランドと肩を並べて戦える舞台を用意する。
A+アワードは、最新のサステイナビリティを考慮したパフォーマンスをするに当たり、日常を形成するデザインの役割について、包括的な発想を求めています。
Ross Barney Architects、Carol Ross Barney
建築デザインのソリューションとなる、多様なプロダクトを評価できるように応募カテゴリーは50以上が用意されている。ビルディングシステム、ファサード、フィニッシュ、造作材、キッチン&浴室、照明、家具、アウトドア素材など、縦断的なカテゴリー編成となっている。
特定の建物や製品に特化して開発されたマテリアルを評価する「イノベーション」「サステイナブルデザイン」「ヘルスケアデザイン」「コンセプチュアルデザイン」「ニューマテリアル」などのカテゴリーが新たに加わり、トレンドにフォーカスしたデザインチャレンジを広く求めている。応募カテゴリー一覧はウェブサイトを参照。
今年は、世界の優れた建築マテリアルやプロダクトをまとめた、Architizer発刊の『The World's Best Building Products』のオンライン版で公開される特典もある。Arper、Arktura、Bendheim、Cosentino、Grohe、Flos、LG、Viking、Vitrocsaなどをフィーチャーする当誌は、世界中の建築家のためのプロダクトガイドの決定版。
スケジュール
募集開始:2021年5月10日
早期割引適応期間締切:2021年6月4日
通常応募締切:2021年7月17日
最終応募締切:2021年8月13日
受賞者発表:2021年9月27日
Architizerについて
刺激的なコンテンツや建築プロダクトマーケットに関する情報、アワードプログラム、膨大なオンラインリサーチデータなどを通して、建築家の活動をサポートしモチベーションを与えることをミッションとしている。より良い建物を創り、より良い街、より良い世界を実現すべく活動する建築家に必要なツールを提供する。