バウハウスのデザイン精神を現代に再現
バウハウスの精神を体現したアイコニックなデザインのチェアにバウハウスカラーを採用した「ニューバウハウスカラー」コレクションと、ミース・ファン・デル・ローエによるデザインの「トゥーゲンハットチェア」がKnoll(ノル)から発売された。ニューバウハウスカラーのコレクションでは、ミース・ファン・デル・ローエとマルセル・ブロイヤーによる4つのバウハウス時代のプロダクトが、装いを新たに登場する。
ニューバウハウスカラー
バウハウスは、機能的なシンプルさ、ミニマリズム、そしてアート、デザイン、産業の統合という理想を掲げていた。バウハウスのデザイナーたちは、知覚と感情の反応を探るため、原色を使用して多くの実験を行った。
MRチェア&テーブル/デザイン:ミース・ファン・デル・ローエ
1927年にデザインされたカンチレバー構造のスチールフレームを持つMRチェアは、モダニズムを代表するプロダクト。ニューバウハウスカラーのウルトラマット仕上げで新たに登場し、ミースのデザイン哲学がさらに際立つ。
チェスカチェア/デザイン:マルセル・ブロイヤー
伝統的な職人技と工業的な素材を融合させたチェスカチェアは、1928年に発表された。今回のニューバウハウスカラーを採用した新しいバージョンが、この洗練されたシンプルなデザインをさらに引き立てる。
ワシリーチェア/デザイン:マルセル・ブロイヤー
モダニズムを象徴するワシリーチェアは、バウハウスの理想に基づき設計された。シンプルでありながらも構造の美しさが引き立つニューバウハウスカラーが、プロダクトに新しい視点をもたらしている。
ラッチオテーブル/デザイン:マルセル・ブロイヤー
ラッチオテーブルの幾何学的なデザインは、シンプルさと強さを兼ね備えており、今回のバウハウスカラーでさらにモダンな雰囲気が強調されている。
トゥーゲンハットチェア
建築家ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエとリリー・ライヒは、1929年にチェコスロバキア(現在のチェコ共和国)ブルノにあるトゥーゲンハット邸を設計した。この邸宅は機能主義建築の傑作として称賛されており、コンクリート構造、ガラスの外壁、自然光に満ちたオープンなインテリアが特徴的なことで知られている。ミースは、照明のスイッチから家具に至るまで、インテリアのすべてをデザインした。その中の一つがこのチェアで、その優雅なカンチレバーのフォルムによって、ミースが手がけたすべての仕事に共通する技術的な精密さと芸術的な意図を体現している。
トゥーゲンハットチェア/デザイン:ミース・ファン・デル・ローエ
ニューバウハウスカラーのコレクションとトゥーゲンハットチェア
発売 | Knoll |
URL | https://tinyurl.com/3cxxpmvp |