蚊取り線香の原点「除虫菊」がテーマの新作
1885年創業、世界初の蚊取り線香を発明した金鳥(大日本除虫菊株式会社)と1716年創業の奈良の老舗・中川政七商店が、6日4日「虫の日」に、蚊をめぐるコラボレーション商品として新作3種および継続品9種の発売を、中川政七商店オンラインショップおよび全国の直営店にて発売開始する。この2社のコラボレーションは8年目となる。
“蚊”取り線香の金鳥と、“蚊”帳織ふきんの中川政七商店。ともに日本の暮らしを支えてきた老舗2社によるコラボレーションは、2018年のスタート以来、注染手ぬぐいやふきんなど、日本の工芸をいかしたアイテム全34種・累計約9万点を販売する人気シリーズに成長した。協業8年目となる今年には、金鳥の商品「天然除虫菊 金鳥の渦巻」のパッケージデザインを中川政七商店が初めて担当、既に全国のドラッグストアやホームセンターにて販売中。さらに、蚊取り線香の原料である“除虫菊”から着想を得て、「菊」にちなんだ新たな暮らしの道具3種も登場している。
中川政七商店が初デザイン「天然除虫菊 金鳥の渦巻」
「天然除虫菊 金鳥の渦巻」が、6年ぶりにパッケージを一新。金鳥の蚊取り線香の中でも、有効成分に天然除虫菊のみを使い、香料・着色料無添加、100%天然植物成分でつくられた、いわば“蚊取り線香の原点”ともいえる商品。「天然」というキーワードをもとに、主原料である除虫菊、針葉樹、タブの木、トウモロコシのイラストを四隅に配し、クラフト紙を思わせる自然な色合いでまとめている。
新作商品一覧
金鳥の夏日本の夏 金鳥の渦巻と瀬戸焼の線香皿セット
中川政七商店がパッケージデザインをした100%天然原料の蚊取り線香「天然除虫菊 金鳥の渦巻」と、金鳥ならではの絵柄が浮かぶ瀬戸焼の線香皿をセットにして、菊染め手ぬぐいで包んだ。
金鳥の夏日本の夏 菊染めてぬぐい 天然金鳥
「天然除虫菊 金鳥の渦巻」の商品特徴にちなんで、菊を原料にした天然染料を用いて「菊染め」で染め上げた。
金鳥の夏日本の夏 菊染め花ふきん 天然金鳥
奈良の工芸「かや織」は約1700年前に奈良に技術が伝わった「蚊帳(かや)」に使われる、風は通すが蚊は通さない目の粗さの薄織物。風通しが良いためすぐ乾く特徴を活かし「ふきん」を作成した。染めには、金鳥の渦巻(蚊取り線香)の成分の一つである除虫菊にちなんだ菊の花を用いている。