2024年1月に永眠した染色家の本の世界
染色家・柚木沙弥郎の本の世界『柚木沙弥郎 美しい本の仕事』がパイインターナショナルから2024年2月22日(木)に発売される。柚木沙弥郎は2024年1月31日に102歳で永眠。100歳を超えてもなお現役で創作を続けた染色家だった。
本書ではみずみずしい感性で創り上げられる図案、そして鮮やかな赤や青、柔らかな緑や水色など豊かな色彩、日常にある身近なモチーフを基点に、自由な心を介して型染や水彩画で生み出された装幀や絵本・ポスター・イラストレーションなど幅広いジャンルの選りすぐりの作品を紹介している。
柚木沙弥郎
染色家。1922年東京田端生まれ。柳宗悦の「民藝」と芹沢銈介の型染カレンダーとの出会いから染色の道に進む。型染による染布、染絵など多くの作品を制作しながら、女子美術大学で教鞭をとった。染色のほか、絵本や版画、立体作品にも取り組む。国内外で数多くの個展を開催。
『柚木沙弥郎 美しい本の仕事』書籍概要
著者 | 柚木沙弥郎 |
発売日 | 2024年2月22日 |
定価 | 本体2,800円+税 |
仕様 | B5判変型(257×190mm)/ソフトカバー/208ページ(Full Color) |
ISBN | 978-4-7562-5759-8 C0071 |
編著 | 小林真理 |
発行元 | パイ インターナショナル |
URL | https://pie.co.jp/book/i/5759/ |